10月11日のカミングアウト・デイに合わせて、以前に自分がゲイであることを打ち明けているヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリが、公表を決めた時のことを明かしている。
ロスタム・バトマングリが初めて自分の同性愛指向について語ったのは、2009年の米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューに対してだったという。ロスタム・バトマングリは、自分のことを話す気持ちになったのは、ずっと前に「カミングアウト」しているグリズリー・ベアのエドワード・ドロストの行動に勇気づけられたからだと話している。
2009年にエドワード・ドロストと一緒に撮影した写真を今回投稿したロスタム・バトマングリは、キャプションに次のように書いている。「あの年の初め、ヨーロッパのどこかで開かれたフェスに僕たちのバンドもエドのバンドも出演していて、そこでエドに会ったんだ。その当時、僕は仲間や家族には打ち明けていたんだけど、マスコミには公表していなかったんだ」
「エドはずっと前からオープンだった……。彼と友人になったことで勇気づけられて、僕も公表する気持ちになったんだ。これはずっと僕がやりたかったことでもあったんだよね」
「振り返ってみると、カミングアウトする“理由”がすごく大事なことのように感じていた。でも、実際に僕が本当にしたいのは、誰もがカミングアウトするのに“理由”が必要だなんて思わなくて済む世界になることに向けて、働きかけることだったんだ。ここ6年の間に、僕は周囲に起こるこの変化を感じてきたし、もっともっと変化を感じたいと思っているよ」
インスタグラムに投稿された写真は以下の通り。
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