The 1975/YouTube

Photo: The 1975/YouTube

ザ・1975はトーキング・ヘッズによる映像作品の名作『ストップ・メイキング・センス』からインスピレーションを得た“It’s Not Living (If It’s Not With You)”の新たなミュージック・ビデオが公開されている。

ウォーレン・フーが監督を務めたミュージック・ビデオでは、ライヴ映像作品の最高傑作の一つとして知られる『ストップ・メイキング・センス』でデヴィッド・バーンが着ていたサイズの大きなスーツをマット・ヒーリーが着たものとなっている。デヴィッド・バーンを模したマット・ヒーリーの振る舞いからバック・ダンサーまで、今回のミュージック・ビデオは『ストップ・メイキング・センス』への明らかなオマージュとなっている。

ミュージック・ビデオにはダーティ・ヒットのレーベル・メイトであるノー・ロームやジャパニーズ・ハウスのアンバー・べインが出演しているほか、“Sincerity Is Scary”のミュージック・ビデオのセットにマット・ヒーリーが入り込むシーンも登場する。

“It’s Not Living (If It’s Not With You)”のミュージック・ビデオの予告映像はサード・アルバム『ネット上の人間関係についての簡単な調査』のスポティファイによるCM映像として映画館でも上映されていた。

マット・ヒーリーは“It’s Not Living (If It’s Not With You)”について自身がヘロインを断って「クリーンに」ならなかったなら、自らのヘロイン依存について曲を書くことはなかっただろうと語っている。

マット・ヒーリーは“It’s Not Living (If It’s Not With You)”の歌詞中に登場する「ダニー」というキャラクターについて、次のように語っている。

「誰かになりすますことで、意識的に隠そうとしたんだと思うよ。苦悩とか困難をね」と彼は認めている。「『こんな友達がいるんだ。彼はあそこにとても気持ち悪い発疹があってさ(笑)』みたいな感じだよね」

「つまり、『君の友達に言ってやって』って感じなんだけどさ。けど、これが僕のことだっていうのはあまりにも明白だよね。これについては本当に話したくなかったんだよ。ヘロイン依存に苦しんだ5年間についてさ。実際、この事実が明るみに出ちゃうっていう悪夢を見てた。だから、この曲で明かすのはユーモアを込めた抵抗なんだ」

“It’s Not Living (If It’s Not With You)” で歌われた薬物依存症について、何を「表現しよう」としていたのかと問われ、マット・ヒーリーは次のように語っている。「クリーンになっていなければヘロインについての曲は書かなかっただろうね」

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