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スリップノットのコリィ・テイラーは、ロックについて否定的なコメントをしたマルーン5のアダム・レヴィーンについて「最低」だと批判している。

『ヴァラエティ』誌とのインタヴューの中でキャリアを通じて様々なスタイルを取り入れてきたマルーン5についてアダム・レヴィーンはどのジャンルに属すると思うかを尋ねられている。

アダム・ラヴィーンはマルーン5について「ユニーク」だとした上で、バンドはデビュー・アルバムの時から「ヒップホップやR&Bといった音楽のリズムの側面に目を向けてきた」と語っている。

「ロック・ミュージックはどこにもないんだ、本当にね」とアダム・レヴィーンは続けている。「どこにあるのか、僕には分からないよ。あったとしても、誰からもそのパーティーには招待されていないからね」

アダム・レヴィーンは続けて、興味深いと感じている音楽ジャンルについて次のように語っている。「あらゆる革新的なことだったり素晴らしいものが生まれているのは、ヒップホップの領域からなんだ。他のどんなジャンルよりも優れていると思うよ。ヒップホップはおかしくて、アヴァンギャルドで、欠陥があって、リアルなんだ。だからこそ、みんなに愛されているんだよ」

コリィ・テイラーは今回、アダム・レヴィーンのコメントを受けて自身のツイッターで彼を批判している。

https://twitter.com/CoreyTaylorRock/status/1068566819961589760

「お前が“Moves Like Jagger”って曲を持っていると言ったところで、お前が少しでもミック・ジャガーのようにロックしていることにはならないんだよ」とコリィ・テイラーは綴っている。

コリィ・テイラーはアダム・レヴィーンが審査員を務めているオーディション番組に言及して、次のように続けている。「誰かこの最低な奴に『ザ・ヴォイス』に帰れって言ってやってくれよ」

コリィ・テイラーは以前、グラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めたカニエ・ウェストがそのパフォーマンス中に自身こそ「地球上に生きる最も偉大なロックスター」だと発言した際にも批判している。

一方、アダム・レヴィーンは先日、4万人以上がスーパーボウルのハーフタイム・ショウへの出演を辞退するよう求めて署名を行うなか、来年のスーパーボウルのハーフタイム・ショウに出演するかどうかという噂に言及している。

また、スリップノットは来年の6月にイギリスのダウンロード・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表されているほか、新曲“All Out Life”を先月リリースしている。

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