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モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーは、自身が2011年に使用していたジェットコースターのセットをトラヴィス・スコットが盗用したとして彼を批判している。

現在「アストロワールド」ツアーを行っているトラヴィス・スコットは、自身にとってこれまでで最大規模の公演の一つとなったニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデン公演を現地時間11月27日に行っており、ジェットコースターや観覧車のある遊園地を模したセットでライヴを行っている。

「TMZ」によれば、トミー・リーはトラヴィス・スコットが自身のセットを登用したとして次のように批判しているという。「真似されるっていうのはある種のお世辞なのかもしれないけど、これは俺のセットを丸っきりパクってるだけだよね」とトミー・リーはツイートしている。

トミー・リーは現地時間11月29日に一連の投稿でトラヴィス・スコットを批判している。トミー・リーによる投稿はこちらから。

「このトラヴィス・スコットっていう馬鹿かそいつのチームの誰かが『360・アンド・ザ・クルーシフライ』をパクったんだ。ふざけんな! オリジナルのアイディアを持てよっていうね……(誰が最初にやったのか、スワイプすれば分かるよ) また後でな」

「それから、パクられたのは一つに限らず、二つだった。ドープだ。真似されるっていうのはある種のお世辞なのかもしれないけど、これは俺のセットを丸っきりパクってるだけだよね。どう思う?」

「ようトラヴィス・スコット、弁護士を呼べよ!」

トミー・リーはツイッターにリンクを記載したインスタグラムへの投稿の中でトラヴィス・スコットのセットと自身の2011年のセットを比較している。

トミー・リーがジェットコースターを模したセットでドラムを披露している映像はこちらから。

トミー・リーはその後、それぞれのセットをデザインした業者に言及して次のようにツイートしている。「説が濃厚になってきたぞ! 当時、プロダクションチームと一緒に360・アンド・ザ・クルーシフライを考えた後で、それを作るためにラスベガスのSGPSっていう業者を雇ったんだ。ところで、トラヴィスのセットは誰がデザインしたと思う? ファッキン・SGPSだよ! そういうわけで、俺が間違ってるだとか言ってる奴は失せろって感じだね」

一方、トラヴィス・スコットのセットは好評を博しており、多くのファンが彼のエネルギッシュなパフォーマンスを称賛している。ファンの一人はツイッターで「トラヴィス・スコットのマディソン・スクウェア・ガーデン公演に敵うものはない。本当に凄まじいよ」とツイートしているほか、別のファンは次のように綴っている。「フィナーレの“Sicko Mode”で観客はクレイジーなほどに盛り上がって、足元から会場が崩れていくんじゃないかと思ったほどだよ」

また、オンライン上では観客によって撮影されたトラヴィス・スコットが「アストロワールド」のジェットコースターに乗っているところを収めた映像が公開されている。

トラヴィス・スコットの最新作『アストロワールド』について、『NME』のジョーダン・バセットは5つ星をつけたレヴューの中で次のように評している。「トラヴィス・スコットは豪勢で複雑なこの上なく成熟したアルバムを作り上げ、私たちのような一般人に彼の人生をヴェルヴェット・ロープの隙間から覗かせてくれたのだ」

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