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シックスナインは自身にかけられている恐喝や銃器所持の容疑について無罪を主張していると報じられている。

本名をダニエル・ヘルナンデスというシックスナインは現地時間11月18日に連邦警察によって逮捕され、ギャングスタ集団のナイン・トレイ・ブラッズによる犯罪行為に関与した疑いがかけられている。

シックスナインの逮捕に際して米連邦検事のジェフリー・S・バーマンは声明で次のように述べている。「起訴状で述べられているように、プラチナムの売り上げを誇るラップ・アーティストであるシックスナインも所属するこのギャング集団は、ニューヨーク・シティに甚大な損害を与え、多くの暴力行為を働いています」

「他人の安全を一切顧みず、このギャング集団のメンバーたちは強盗や発砲事件に関与し、人々で混雑するバークレイズ・センターでの発砲事件や、居合わせた無実の方が巻き込まれる銃撃事件も起こしています」

「ピッチフォーク」によればシックスナインは今回、有罪の判決が下されれば終身刑になる可能性がある一連の容疑に関して、無罪を主張しているという。シックスナインの公判前整理手続きは2019年の1月22日に開始され、本格的な裁判は2019年9月4日に開始される予定となっている。

また、シックスナインと共に逮捕された容疑者らも逮捕容疑に関して無罪を主張しているという。シックスナインらは現在も拘置所に拘留されている。シックスナインを含む容疑者らには、殺人や強盗、暴行、麻薬取引などの容疑がかけられている。

シックスナインは先日、警官に暴行を加えた容疑で有罪となっていた件について、司法取引に応じたことが明らかになっている。

シックスナインは5月に逮捕された「治安を乱した行為」で有罪であることを認めている。シックスナインは今年5月にニューヨークのブルックリンで車を違法駐車したとして、その事情聴取の際に警官に危害を加えたとされている。

エンタテインメント情報サイト「ザ・ブラスト」によればシックスナインは、トラブルを起こさないことと、事件についてソーシャル・メディアで言及しないことを条件に、今回の件を犯罪歴に加えないことで合意したという。

シックスナインがこの条件に違反した場合は、最大で15日間の禁固刑が言い渡されるという。

シックスナインは現在、2015年に未成年に性的に接触したとして有罪判決を受けた件で保護観察下にあるものの、「ザ・ブラスト」によれば今回の司法取引はこれに抵触していないという。

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