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ボブ・ディランは自身のウィスキーのプロモーションとして一言も言葉を発することなく「ザ・トゥナイト・ショウ・ スターリング・ジミー・ファロン」に出演している。

トーク番組に滅多に出演しないことで知られるボブ・ディランは今回、事前に収録された映像の中に出演しており、彼はその中でジミー・ファロンと共にウィスキーを飲みながらビッグアップル・サーカスのプライベート上演を楽しんでいる。

映像の最後ではボブ・ディランが姿を消しており、サーカスのパフォーマーに最初から誰もいなかったと伝えられたジミー・ファロンが「あのウィスキーには何が入っていたんだ?」と自問するというシーンで締め括られている。

ボブ・ディランが出演した「ザ・トゥナイト・ショウ・ スターリング・ジミー・ファロン」の動画はこちらから。

ボブ・ディランは今回、「ヘヴンズ・ドア」と名付けられた自身の新たなウィスキーのプロモーションの一環として番組に出演している。ボブ・ディランは2015年に「ブートレッグ・ウィスキー」という名称を商標登録しており、それに目をつけた酒造事業主のマーク・ブシャラと共に「ヘヴンズ・ドア」を製造するに至っている。

「ディランの人間性はウイスキーに好印象を与える」とマーク・ブシャラは『ニューヨーク ・タイムズ』紙に語っている。「彼は正真正銘の本物だ。彼は究極のアメリカ人だ。彼は思い通りに行動する。これらのことは良質なウイスキーにも当てはまる」

ウィスキーはラベルに荷馬車の車輪や労働者などが描かれたものとなっており、50ドル(約5,600円)から80ドル(約9,000円)で発売されている。

「ヘヴンズ・ドア」の公式サイトはこちらから。

https://www.heavensdoor.com/

一方、ボブ・ディランは先日アメリカン・クラシック“She’s Funny That Way”を「同性婚のアンセム」へと変えて、新たなコンピレーションに参加している。

『ユニバーサル・ラヴ』と題されたコンピレーションは4月5日にリリースされており、ボブ・ディランはこの中で、フランク・シナトラやナット・キング・コールのバージョンで知られるアメリカン・クラシック“She’s Funny That Way”を“He’s Funny That Way”へと変えて歌っている。

ボブ・ディランはまた、1975年に発表した名作『血の轍』が『君の名前で僕を呼んで』や『サスペリア』を手掛けたルカ・グァダニーノによって映画化されることが報じられている。

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