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ジュース・ワールドは“Lucid Dreams”でスティングの1993年の楽曲“Shape Of My Heart”をサンプリングしたことを巡って彼のチームから訴訟を起こされる可能性について言及している。

シカゴ出身の19歳のラッパーであるジュース・ワールドは、スティングの“Shape Of My Heart”のギター・サウンドをリワークしたシングル“Lucid Dreams”が大ヒットを記録している。

“Lucid Dreams”のプロデューサーであるニック・ミラは現地時間11月17日に、現在は削除されているツイートでスティングが同曲のロイヤリティの85%を受け取っていることを明かした上で、彼のチームを次のように批判している。

「スティングも、あいつのチームにいる全員もクソだ」とニック・ミラは述べている。「“Lucid Dreams”(“Shape Of My Heart”のサンプリングじゃなく、付け加えただけなのに)の85%のロイヤリティを取ったかと思ったら、僕たちに1%も入らないようにするために裁判をするって脅してきたんだ」

一方で、ジュース・ワールドはこの件に関して寛容な姿勢を見せており、次のようにツイートしている。「大金を失って、大金を稼いで……この曲はたくさんの人たちに影響を与え、いい意味で俺を怒らせてくれた……これからも金はたくさん稼げるんだろうし、自分でそれを掴むだけだね」

スティングは今年10月、米『ビルボード』誌によるインタヴューの中で“Lucid Dreams”について、「楽曲のオリジナルに忠実に、美しく解釈したものになっている」と評している。スティングはまた、同曲のロイヤリティのおかげで「孫たちが大学に通うことができる」という冗談も飛ばしている。

“Lucid Dreams”にソングライターとしてクレジットされることとなったスティングは、同曲で自身2度目となる『ビルボード』のホット・R&B/ヒップホップ・チャートの首位を獲得している。スティングは以前、自身の1982年の“Every Breath You Take”をリワークしたパフ・ダディとフェイス・エヴァンスによる1997年のシングル“I’ll Be Missing You”でも同チャートの首位を獲得している。

ジュース・ワールドはスティングからの称賛に対し、「TMZ」とのインタヴューで彼について「最高だよね。本当に最高の人だよ」と語っている。

ジュース・ワールドの“Lucid Dreams”とスティング“Shape Of My Heart”のそれぞれの音源はこちらから。

ジュース・ワールドは先日、『NME』とのインタヴューで自身が受けた多岐にわたる影響について語っている。「ラップやトラップを聴いていた時期もあったし、その後にはポスト・ハードコアやラップ、グランジ、メタルだったり……何もかもを聴いていた時期もあったね」とジュース・ワールドは語っている。「特定の時期ごとに違った音楽を聴いていたよ。今はそれらすべてが一緒くたになっているんだ」

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