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ノエル・ギャラガーはブラッドリー・クーパーが映画『アリー/スター誕生』で役を演じるのに先立って、ロックスターであることについてのアドバイスを与えたことを明かしている。

1937年公開映画のリメイクである『アリー/スター誕生』でブラッドリー・クーパーは新たなスターと恋に落ちる熟練ミュージシャンを演じており、ブラッドリー・クーパーの監督デビュー作ともなっている。

レディー・ガガが出演し、絶賛のなか海外では今年10月に公開された『アリー/スター誕生』は2017年のグラストンベリー・フェスティバルのピラミッド・ステージでも撮影が行われている。

今回、ノエル・ギャラガーはブラッドリー・クーパーとは6年の仲で、初めてグラストンベリー・フェスティバルにも彼が連れていったことを明かしている。

彼は『Q』誌に次のように語っている。「彼はよく俺に言ってたんだ。『ちゃんとやってのけたいんだ』ってね。でも、世の中で最も難しいのがロックスターのふりをすることなんだ」

続けてノエル・ギャラガーは『アリー/スター誕生』でのブラッドリー・クーパーの演技スキルに感銘を受けたとしている。

彼は次のように続けている。「シンガーでもギター・プレイヤーでもないことを考えれば、彼はあの作品を見事にやってのけたよね」

ノエル・ギャラガーはさらに主人公であるジャクソン・メインのキャラクターにはノエル・ギャラガーも「少し」入っているとブラッドリー・クーパーも言っていたと冗談を飛ばし、ステージで両手を曲げて2度拍手する動きは自分のものだとしている。ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「俺としては『あれは俺だ。俺ならではの動きだ』って感じだったよ」

ノエル・ギャラガーは今月ハイ・フライング・バーズとして最大のツアーを追った書籍『エニー・ロード・ウィル・ゲット・アス・ゼアー(イフ・ウィー・ドント・ノウ・ホエア・ウィーアー・ゴーイング)(原題)』を刊行している。

彼の最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』の制作過程について追ったものとなっており、元マンチェスター・シティのフォトグラファーであるシャロン・レイサムによって撮影された写真やノエル・ギャラガーやバンドメイトによる発言が掲載されたものとなっている。

ノエル・ギャラガーは著書の刊行を記念して行われたQ&Aセッションで、現在取り組んでいる新作の進捗状況に言及して、アルバムのサウンドは「70年代のディスコ風」であり、来年のリリースを目指していることを明かしている。

また、ノエル・ギャラガーは冗談交じりに次のように語っている。「雨のことだったり、“shine”っていう言葉を使った曲はたくさん書けるわけでね。俺もそういうのを何度も使ってしのいできたわけだけどさ。俺はこれまでに“Wonderwall”と同じコードを6回も使っているんだよ。そして実を言うと、まだ枯渇してないっていうね」

同じインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーはハイ・フライング・バーズとのツアーについても語っている。「俺はよくバンドの連中にこう言うんだよ。『ここには何かで世界で一番になっている奴はいない』ってね」と彼は語っている。「言ってること分かるかい? 俺たちはグループなんだ。全員で音を鳴らして、それをみんなが気に入ってくれるんだ。俺についても、最高のシンガーじゃないし、最高のギタリストでもないからね。けど、俺自身でいるっていうことについて言えば、世界で一番だね。たくさんの奴が金を払ってまで俺になろうとしてるんだからね。まあ、それは楽勝だよ」

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