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シックスナインのブッキング・エージェンシーはお金を着服されたとしてスタッフ全員が解雇された件について、シックスナインの主張を否定している。

本名をダニエル・ヘルナンデスというシックスナインは先日、インスタグラムに投稿した動画の中でマネージャーやパブリシストらを解雇したことを明かしている。シックスナインは、現地時間11月15日に予定されていたテキサス州オースティンでの公演は行わないとした上で、今後予定されている公演のチケットも買わないようファンに促している。

シックスナインはその後アメリカのラジオ番組「ザ・ブレックファスト・クラブ」に出演して、350万ドルの契約だったものの30万ドルしか自身の手元に入ってこなかったと主張している。

彼のブッキングを担当していたMTAの担当者は今回、「TMZ」に対して350万ドルの契約はなかったとして彼の主張に反論している。MTAは350万ドルという数字について、あくまでも可能性として話していたに過ぎないとしている。

MTAは「TMZ」に対し、公の場で批判を展開したシックスナインに「相応の法的手段」をとることを検討していると明かしている。

シックスナインは先日、警官に暴行を加えた容疑で有罪となっていた件について、司法取引に応じたことが明らかになっている。

シックスナインは5月に逮捕された「治安を乱した行為」で有罪であることを認めている。シックスナインは今年5月にニューヨークのブルックリンで車を違法駐車したとして、その事情聴取の際に警官に危害を加えたとされている。

エンタテインメント情報サイト「ザ・ブラスト」によればシックスナインは、トラブルを起こさないことと、事件についてソーシャル・メディアで言及しないことを条件に、今回の件を犯罪歴に加えないことで合意したという。

シックスナインがこの条件に違反した場合は、最大で15日間の禁固刑が言い渡されるという。

一方、多くの法律問題に直面しているシックスナインだが、前述の動画の中で11月23日にニュー・アルバムをリリースすることを発表している。

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