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U2のフロントマンであるボノは、コメディアンのウィル・フェレルやクリス・ロックらと共に、エイズへの寄付や周知を目的とした特別番組に出演することが明らかになっている。

12月1日の世界エイズ・デーに先駆けて、ボノは上記の2人や女優のミラ・クニス、スヌープ・ドッグらと共に、現地時間11月19日に放送される「ジミー・キンメル・ライヴ」の特別番組に出演することが明らかになっている。この放送はエイズのチャリティ団体である「RED」のための特別番組となっており、特別番組の放送は今年で4年目を迎えている。

この特別番組はショッピング・コーナーから始まり、視聴者が豪華ゲストによって提供される商品や「体験」を購入することができるものとなっている。

ボノは昨年もこの特別番組に出演しており、ジミー・キンメルとのインタヴューの中で、自身が設立したチャリティーである「RED」がこれまでに2,100万人もの人々に治療を提供してきたと語った一方で、次のように続けている。「今日この日にも、子宮内で母親から感染したウイルスを持って生まれてくる赤ん坊が400人もいるんだ」

ボノはこの事態について2020年までに改善されると見込んでいるという。

「僕たちならできると心から信じているよ」とボノは語っている。

一方、ボノは先日、U2の「エクスペリエンス+イノセンス」ツアーの最終日となった現地時間11月13日のベルリン公演で、U2を終わらせようとしているようにも取れる発言を行ってファンの間で懸念が広がることとなっている。

定期的にU2のライヴ情報を報じているバンドのファン・アカウント「U2ギグス」によれば、ボノはメルセデス・ベンツアリーナの観客に次のように語りかけたという。

「僕らは長きにわたって活動してきた。40年続けてきたんだ。この4年間は、僕たちにとっても特別なものになったよ。これで離れることになるけどね……」とボノは語ったという。

「ジミー・キンメル・ライヴ」の特別番組への出演が発表されたことを受けて、番組内で当該の発言に対して何らかの言及がなされることが期待されている。

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