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ザ・KLFは3万4592人分の遺灰が使われたレンガでピラミッドを造るという奇妙な計画を発表している。
ザ・KLFは現地時間11月23日に開催する「ザ・トクステス・デイ・オブ・ザ・デッド」と題されたイベントで、遺灰と共に焼き固めたレンガで積まれた「ザ・ピープルズ・ピラミッド」と名付けられたピラミッドを展示することを発表している。
ザ・KLFのウェブサイトによれば、ピラミッドを構成するレンガはすべて「ムームーフィケーション」と呼ばれる行程で作られたものになるとのことで、「ムームーフィケーション」については「1人あたり23グラムの遺灰を焼き込んでレンガを作り、このレンガの一つ一つがザ・ピープルズ・ピラミッドを構成する3万4592個のレンガの一部になる」と述べられている。
また、ザ・KLFのメンバーであるビル・ドラモンドとジミー・コーティはトクステスのタウンホールでレセプションを開催することも発表されている。
The British avant-garde electronic project the KLF are literally making a pyramid using human remains ☠️ https://t.co/0ujJvJMgLZ
— Exclaim! (@exclaimdotca) November 15, 2018
トックステスのタウンホールで開催されるこのイベントには、地元の住民であれば無料で入場できるほか、その他の地域からの参加者はスーパーマーケットのショッピングカートを持参すれば入場することができるという。
また、ザ・KLFの1991年のヒット曲“Justified And Ancient”へのオマージュとなっている「ムームーフィケーション」のレンガは現在、「L-13 ライト・インダストリアル・ワークショップ」のウェブサイトで予約が受け付けられており、99ポンド（約1万4,300円）で購入することができる。
「L-13 ライト・インダストリアル・ワークショップ」のウェブサイトはこちらから。
https://l-13.org/product/mumufication/
ザ・KLFは2017年に『2023：ア・トリロジー』と題された書籍を出版しているほか、「リバプール：ウェルカム・トゥ・ザ・ダーク・エイジズ」と題されたフェスティバルを主催している
ザ・KLFは多くの評価を受けることになった4枚のアルバムをリリースした後、1992年に解散している。この年のブリット・アウォーズのアフターパーティーでダミーのマシンガンを発砲し、羊の死体を放置した後、彼らはすべてのバック・カタログを一度廃盤としている。
ビル・ドラモンドとジミー・コーティはその後、Kファンデーションとして活動し、1994年には100万ポンドを燃やし、ドキュメンタリー作品『ウォッチ・ザ・Kファンデーション・バーン・ア・ミリオン・クウィッド』を制作している。
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