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リンプ・ビズキットのギタリストであるウェス・ボーランドはバンドとして新作に取り組み始めるところであることを明かしている。

リンプ・ビズキットはスタジオ・アルバムを久しくリリースしておらず、現時点での最新作は2011年発表の『ゴールド・コブラ』となっている。2012年から2013年にかけて、『スタンピード・オブ・ザ・ディスコ・エレファンツ』と題された新作のために、いくつかのシングルがリリースされているが、結局アルバムのリリースには至っていない。

今回、ウェス・ボーランドはインスタグラムに動画を投稿しており、スタジオでアルバムに取り掛かる予定であることを明かしている。

「リンプ・ビズキットの新しいアルバムを作るためにウォームアップをしているところなんだ。この前の土曜日に始めようとしたんだ、でも火事に見舞われていくつかの機材を失ってしまってね。今週中には立て直してスタジオに戻る予定さ」

ウェス・ボーランドとフレッド・ダーストは2人ともカリフォルニアの山火事の影響を受けている。ウェス・ボーランドは燃えている家が映っている動画をインスタグラムに投稿し、「エフェクターボード、ギターが2本、アンプが2つ、2×12のスピーカー・キャビネット、他のいろいろなエフェクターや細かい機器があの家に残ったままなんだ」としていた。

一方、フレッド・ダーストはインスタグラムのストーリーに自身の顔を映画『天国から落ちた男』のスティーヴ・マーティンに合成した写真を投稿して、「目を覚ますと家が焼失していたけど、椅子と魔法瓶とパドルボールは救出できた」と綴って山火事で家を失ったことを示唆している。

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