BBCで政治番組の司会を務めるアンドリュー・ニールは、自身の番組で共演して険悪な関係になることとなったプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーについて「醜い冗談」だと批判している。
プライマル・スクリームのフロントマンであるボビー・ギレスピーは先月、アンドリュー・ニールが司会を務める「BBCディス・ウィーク」に出演して、社会における「進歩」のなさやEUとの離脱交渉に苦言を呈している。
ボビー・ギレスピーはこの日、番組の最後に共演した労働党議員のキャロライン・フリントや元保守党議員のマイケル・ポーティロと共にリトル・ビッグの“Skibidi”のダンスを踊ることを拒否しており、その時の冷めた表情も話題になっている。
「もう一度あの映像を放送できることを願うよ。そうすれば、誰かさんもあの時にどっちが醜い冗談だったのか分かってくれるだろうし、自分がしたことを理解するはずだからね」とアンドリュー・ニールはツイッターでユーザーに返信する形でツイートしている。「イズリントンのおかしな家からの(労働党党首のジェレミー・)コービン派のプロパガンダによるしかめっ面やおしゃべり以外のものをね」
I hope we show it again so somebody can tell who the miserable Jock is and what he’s ever done. Other than scowl and spout Corbynista propaganda from his fancy Islington pad. https://t.co/OkHoyZBRHP
— Andrew Neil (@afneil) November 13, 2018
ボビー・ギレスピーは先日、アンドリュー・ニールについて「失礼でうぬぼれている」と批判している。
「アンドリュー・ニールがマイケル・ポーティロに唐突に質問を渡して、僕の話は遮られることになったんだ」とボビー・ギレスピーはインスタグラムで番組に出演した時のことを振り返っている。
「言いたいことをすべて言うことができなかった。印象としては、アンドリュー・ニールは自分が聞きたくない違った意見を僕が言うと思って、遮ることにしたってところだね。横柄で、失礼で、うぬぼれていると思ったよ」
一方で、アンドリュー・ニールは番組が放送された当初、今回よりも友好的に演出の意図を説明していた。
The purpose of the final item on @bbcthisweek is to get away from party politics and ideology and have a bit of fun. I’m afraid Mr Gillespie fulfilled neither criterion. But he did give new meaning to not mistaking a Scotsman for a ray of sunshine. https://t.co/xaD9dZnTHR
— Andrew Neil (@afneil) October 20, 2018
アンドリュー・ニールは番組での演出について次のように説明している。「『BBCディス・ウィーク』の最後の演出は、政党政治やイデオロギーから一度離れて、楽しむというのが目的だったんだ。ギレスピー氏がそのどちらも果たしてくれなかったことについては、残念に思っているよ」
ボビー・ギレスピーは現時点でアンドリュー・ニールによる今回のコメントに反応を示していないものの、プライマル・スクリームの公式インスタグラムにはアンドリュー・ニールによるツイートのスクリーンショットが投稿されている。
プライマル・スクリームは先日、ボビー・ギレスピーが悪魔のような姿をしたアンドリュー・ニールに取り憑かれているところが描かれた絵もインスタグラムに投稿している。
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