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カルヴィン・ハリスはツイッターでファンからの質問に答え、今日のEDMについて自身が「作りたいと思う音楽とは程遠いもの」だと述べている。

スコットランド出身のDJ/プロデューサーであるカルヴィン・ハリスは、『フォーブス』誌が選ぶ最も稼いだDJのランキングの首位に6年連続で名を連ねている。現時点でのカルヴィン・ハリスの最新作は2017年にリリースした『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1』となっている。

カルヴィン・ハリスは現地時間11月12日にツイッターにおいてファンからのいくつかの質問に答えており、今日のEDMや新作の可能性について語っている。カルヴィン・ハリスはその中で、ファンの一人からの「いつかEDMに戻る可能性はありますか?」という質問に次のように答えている。

「EDMはこの数年の間に、悲しくてスロウなものになった」と彼は応じている。「僕が作りたいと思う音楽とは程遠いものだよ。僕としては2010年から2014年のEDMのほうがハウスの影響を受けていたと思うよ。何であれ、僕はこの飽和状態から抜け出すつもりだよ。素晴らしいシンガーたちと一緒に、自分にとってのハウスによるサウンドでビッグなアルバムを作るんだ」

https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062117494284939264

カルヴィン・ハリスによる一連の投稿はこちらから。

(「全編ハウス・サウンドだけのアルバムを出す可能性はありますか?」という質問に対し)「可能性はあまりないと言えるだろうね。最近は集中力が持たないんだ」

(「ハウス・ミュージックは霊的な力に近いものを感じさせると思いますか? 私はハウス・ミュージックを聴くとそういう気持ちになるのですが」というツイートに)「最高だよ! まさにそうさ!」

https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062119586055634945

(「バンドを引き連れたりキーボードを弾きながらのライヴ・パフォーマンスに戻るつもりはありますか? 初期の頃にLCDサウンドシステムの影響を受けましたか?」という質問に対して)「いや、ないよ。僕も34歳になったからね。そうだね、元々はLCDやマイローを目指していたんだ。2組よりも出来が悪いものだったけどね。時間と共に改善していったよ」

新作をリリースする可能性については次のように述べている。「最高のアルバムが来年リリースされるよ」

カルヴィン・ハリスは先日、自身がヴォーカルとして参加したベニー・ブランコの新曲“I Found You”のミュージック・ビデオが公開されている。

“I Found You”のミュージック・ビデオはこちらから。

カルヴィン・ハリスがヴォーカルを務めた経緯についてベニー・ブランコは次のように語っている。「僕は2007年のデビュー以来カルヴィン・ハリスの大ファンなんだ。彼のソウル、音楽性にずっと魅了されているんだ。カルヴィン本人は最悪だって言うけど、実は彼の歌声も好きなんだ! だから、一緒に曲を作ろうと決めた時、歌ってくれるように毎日お願いしたんだ。最終的に根負けして歌ってくれたんだよ」

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