ジャック・ホワイトは先週行われた自身の公演で同性愛者を差別するような出来事があったことに「失望させられた」と述べている。
ジャック・ホワイトは11月2日にカナダはエドモントンのロジャーズ・プレイスで公演を行っており、そこで観客のアリソン・マカイヴァーは恋人とキスするのを止めるよう言われたという。CBSの報道によれば、ジャック・ホワイトがヒット曲“Seven Nation Army”を演奏している時、スタッフは彼女たちの目の前にいたという。
「私がガールフレンドと抱き合っていたら、スタッフが間に入ってきたの。それで、その女性スタッフは『ここでは許可されていません』と言ってきたのよ」とアリソン・マカイヴァーは語っている。
「不法で、越権的だったわ」と彼女は続けている。「正直、こんなことになるなんて想像もしていなかった」
アリソン・マカイヴァーによれば、2人が連れて行かれた会場の支配人は「しきりに謝っていた」ということだが、「この一件とそれで生じた傷の気休めにはならない」と語っている。
今回、ジャック・ホワイトはインスタグラムでこの件に言及している。1964年のザ・ビートルズのコンサートで2人の女性がキスしている写真を投稿して、「今は2018年なんだ。愛情を表現する2人の女性が隠れる必要なんてないんだ」と述べている。
この一件についてジャック・ホワイトは「失望させられた」と述べており、11月3日に行われたカルガリー公演で2人に“Love Interruption”を捧げるとしている。「愛する人にキスをする、どんな観客も歓迎するよ」
「いつでも、どこでも愛と受容の精神を促進していこう」とジャック・ホワイトは締めくくっている。
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