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フー・ファイターズのデイヴ・グロールは新たなインタヴューでレニー・クラヴィッツから刺激を受けたことを明かしている。

デイヴ・グロールは米『ビルボード』誌の「チャート・ビート」インタヴューの中で、フー・ファイターズがたった1人のプロジェクトとして始まったことに触れ、レニー・クラヴィッツの名前を引き合いに出して語っている。

「いや、バンドになるなんて考えていなかったよ。18歳か19歳ぐらいの時に全部自分で楽器を演奏して1人でレコーディングを始めたんだけどさ」と彼は語っている。「ヴァージニア州にスタジオを持っている友達がいてね。初めてレニー・クラヴィッツのアルバムを聴いた時のことを覚えているよ。誰かが教えてくれたんだ。『彼はすべての曲でドラムも演奏して、全部の楽器を演奏しているんだ』ってね。『すごい。クールだね。彼は1人でスタジオに入って、また別のアルバムを作ることができるんだ』って思ったよ。彼は素晴らしいドラマーで、すごいドラマーなんだ。とにかく、俺は曲を1人でレコーディングして、妹だったり、友達だったりに歌ってもらったりしてたんだけど、一分たりともそれがバンドになるとか、世界が聴くことになるなんて思わなかったよ」

先日、デイヴ・グロールはミネソタ州セントポールで行われたフー・ファイターズの公演で10歳の少年とその両親をステージ脇に招き入れている。

デイヴ・グロールは観客の中に目に障害のある少年がいるのに気づくと、すぐさまステージに上がってくるように声をかけたという。少年とその両親はライヴの残りをステージ脇から観て、デイヴ・グロールは少年が触ることができるよう、自身のギターを少年の側まで持っていったという。

少年の母親はフェイスブックに「デイヴ・グロールとクルー全員が信じられないぐらい私たち家族に親切にしてくれました」と投稿している。デイヴ・グロールが男の子の家族をステージに招き入れている様子は以下のツイートから見ることができる。

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