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ナイン・インチ・ネイルズは、現在行っている「コールド・ブラック・アンド・インフィニット・ツアー」から“Ahead Of Ourselves”のライヴ映像が公開されているほか、メキシコシティでの追加公演が発表されている。

ブルック・リンダーが監督を務めたこの作品は、目まぐるしくアングルが変わる第三者的な視点で撮影されたモノクロの映像となっており、ナイン・インチ・ネイルズの力強いパフォーマンスが臨場感をもって収められている。

公開された“Ahead Of Ourselves”のライヴ映像はこちらから。

ナイン・インチ・ネイルズは映像の公開と合わせて、現行の北米ツアーの追加公演として現地時間11月19日にメキシコシティのエル・プラザ・コンデサで公演を行うことを発表している。ナイン・インチ・ネイルズは、この公演の前日にメキシコシティで開催されるコロナ・キャピタル・フェスティバルでヘッドライナーを務める予定となっている。

ナイン・インチ・ネイルズのツアーにはジーザス&メリー・チェインがサポート・アクトとして参加している。

“Ahead Of Ourselves”は、トレント・レズナー率いるナイン・インチ・ネイルズによる3部作の最終作『バッド・ウィッチ』に収録されている。『NME』は同作について、5つ星をつけた本作のレヴューの中で「この10年で最高の作品」と評している。

ナイン・インチ・ネイルズは、今回のツアーで初となる様々な試みを行っている。バンドは、現地時間9月13日にフェニックスのコメリカ・シアターで行った公演で1992年発表のEP『ブロークン』を初めて全編通して演奏しているほか、現地時間9月18日にレッド・ロックス・アンフィシアターで行ったコロラド公演では“The Perfect Drug”をライヴで初めて披露している。

一方、トレント・レズナーは先日、バンドがロックの殿堂入りの候補に選ばれなかったことについて「まったくと言っていいほど興味がない」と語っている。

ナイン・インチ・ネイルズは現在、3年連続でロックの殿堂入りへの候補から外れている。

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