デイヴ・グロールはミネソタ州セントポールで行われたフー・ファイターズの公演で10歳の少年とその両親をステージ脇に招き入れている。
デイヴ・グロールは観客の中に目に障害のある少年がいるのに気づくと、すぐさまステージに上がってくるように声をかけたという。少年とその両親はライヴの残りをステージ脇から観て、デイヴ・グロールは少年が触ることができるよう、自身のギターを少年の側まで持っていったという。
少年の母親はフェイスブックに「デイヴ・グロールとクルー全員が信じられないぐらい私たち家族に親切にしてくれました」と投稿している。デイヴ・グロールが男の子の家族をステージに招き入れている様子は以下のツイートから見ることができる。
Dave stops song when he spots an exhausted child in the front with his dad and he offers them a seat on the stage. #FooFighters #MyXEC @foofighters pic.twitter.com/QMMw10MOSG
— mVinGe (@mvinge) October 19, 2018
デイヴ・グロールが家族と交流している様子は下の動画の3分10秒付近から見ることができる。
「オーウェンは本当に目が見えなくて、自閉症と、クローン病と発達障害を抱えています」と少年の母親であるステイシー・アンダーソンはフェイスブックで次のように続けている。「オーウェンはコンサートが本当に好きなんです。もちろん退屈だなんて思っていないし、ほとんどのショウでは前の方で抱きかかえられていることが好きで、私たちが抱きかかえたまま回ることで、踊ることもできます」
「私たちはオーウェンを100本近くのライヴに連れてきました。とても楽しくて、彼は多くの人に囲まれることで、長所を発揮することができるのです。オーウェンは既に人生においてとても大きな経験をして、それだけ多くをくぐり抜けてきました。私たちはできる限りの最高の人生を与えてあげられるようにしているのです」
先週、フー・ファイターズはメタリカのソールド・アウトとなった公演に登場してファンを驚かせている。テイラー・ホーキンスとデイヴ・グロールはメタリカの前座を務めたコメディアンのジム・ブルワーがバックステージの様子を中継する映像に登場している。
これは会場のオーディエンスに向けて撮影されたもので、ジム・ブルワーがバックステージの一つのドアを開けると、デイヴ・グロールとテイラー・ホーキンスがいるというもので、観客は歓声で2人を迎えている。
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