ポール・マッカートニーはザ・ビートルズのステレオタイプ的なイメージについての自身の考えを明かしている。
ポール・マッカートニーは9月7日にニュー・アルバム『エジプト・ステーション』をリリースしており、同月カナダのケベックシティから最新ツアー「フレッシュン・アップ」ツアーをスタートさせている。
ポール・マッカートニーはアイハートラジオのポッドキャスト「インサイド・ザ・スタジオ」に出演して、ザ・ビートルズのステレオタイプ的なイメージについて語っている。
「要するにこういうことだよね」とポール・マッカートニーは語っている。「時間が経つと、何もかも伝説になっていくんだ。それで、ジョンがダークなほうで、ポールがキュートなほうだって思われるようになるんだけど、それは事実ではないんだ。僕らの二人ともが、その両方を少しずつ持ち合わせていたからね」
「ジョージ(・ハリスン)なんてまさにそんなタイプだったよ。こういうことについて話す時、僕はいつも“Getting Better”の曲を例に挙げるんだけどさ。僕が『どんどんよくなっていく』って言ったら、ジョンは『そこまで悪くなることはない』って言ってねだ。そういうわけで、それって僕らが普段やっていたことのいい例なんだけどさ。ジョージもよくジョンと同じようなことをしていたし、時々僕もジョンが持ってきた曲をさらに暗いものにしたりしていたんだよ」
ポール・マッカートニーは次のように続けている。「例えば、ジョンが“Come Together”を持ってきた時、その時はとても陽気な曲だったんだけど、僕らとしては『いや、そういう曲はやらないよ』っていう感じでね。僕らはお互いにそういう影響を与え合っていたんだ。一方で、ジョンが暗いほうで、僕が明るいほう、ジョージは神秘的な人だっていうイメージがついていたわけだけどさ。ある程度、それは事実でもあるんだけどね。だけど、僕らの全員がそれぞれの側面を持ち合わせていたわけで、リンゴだってそうだよ」
「リンゴが楽曲にドラムの要素を加えてくれるんだけど、『すごいや』って僕らは思っていたよ」と彼は語っている。「僕が“Get Back”の曲を持っていった時、僕の歌に合わせて彼がドラムを叩いてくれてね。彼のドラムのビートのおかげで、あの曲が完成したんだ。僕らは四角の、四つの角だった。それがザ・ビートルズだよ。すごく民主的なグループで、それぞれがアイディアを持ち寄っていたんだ。ジョンと僕がほとんどの曲を書いたかもしれないけど、ジョージだって最高の曲を書いているからね。“Something”は、彼が書いた最高の曲の一つさ。素晴らしいよね」
ポール・マッカートニーの「フレッシュン・アップ」ツアーは10月から11月にかけて日本に上陸することが決定している。
11月5日に行われる両国国技館公演はソールド・アウトとなったことが発表されている。11月8日のナゴヤドーム公演も完売している。
来日公演の詳細は以下の通り。
10月31日(水)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月1日(木)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月5日(月)両国国技館
OPEN 17:30/START 18:30(予定)
全席指定 38,500 円(税込)
11月8日(木)ナゴヤドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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