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フリートウッド・マックはリンジー・バッキンガムがバンドを解雇されたことについて法的手段に出たことについてコメントを発表している。

リンジー・バッキンガムはニューヨークでミュージケアーズのためのチャリティ・コンサートを行った、その数日後に解雇されている。先日、米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでリンジー・バッキンガムは解雇についての自身の考えを語り、バンドのマネージャーであるアーヴィング・エイゾフから「スティーヴィーはもう君と一緒のステージに立ちたくないんだ」と言われたとしている。

リンジー・バッキンガムは「既に予定されている2018年から2019年のコンサートは彼なしで進める」とマネージャーから伝えられたとのことで、この決定について「メンバーは誰1人として」直接伝えてくることはなかったという。

米『ローリング・ストーン』誌によれば、リンジー・バッキンガムは「信認義務と口約束の違反、予想される経済的利益に対する故意の妨害」を理由に法的手段に出ることにしたという。

訴訟にあたって、リンジー・バッキンガムは自身のソロ・アルバムをプロモーションするためにフリートウッド・マックのツアーを延期させるように頼んだことは認めている。しかし、彼らがそれを断ったのを受けて、リンジー・バッキンガムは自身のソロ作を延期することに合意したという。その後、彼はマネージャーからツアーには参加できないことを伝えられ、フリートウッド・マックのメンバーからは「突然、全面的に関係を断たれた」としている。

声明の中でリンジー・バッキンガムは今回、法的手段を取ることにした理由について次のように説明している。「今年1月、フリートウッド・マックは私とツアーを続けないという決定をしました。私は非常に驚いており、悲しんでいます。というのも、共に築いてきた43年間に及ぶ輝かしい栄光が今回の決定で終わってしまうからです」

「ここ8ヶ月にわたって合意に達しようと我々は多くの努力をしてきましたが、残念ながら実を結びませんでした。決着をつけることを楽しみにしており、私たちが作ってきたものやその栄光が意味するものを誇りに思えればと思います」

今回、バンドのスポークスマンであるクリステン・フォスターはリンジー・バッキンガムに異議を唱え、改めて次のようにコメントしている。「フリートウッド・マックは裁判が行われる日を楽しみにしています」

最初にリンジー・バッキンガムが法的手段を取ったことが明らかになった時、バンドは次のように述べていた。「まだ見ていない訴状についてバンドとしてはコメントをすることができません。通常の法的手続きでは関わる陣営に訴状を送付しますが、バッキンガム氏や彼の弁護士はそうしていないのです」

「問題の陣営に送る前に訴状が報道機関に送られている状況ではその真の動機について疑問に思わずにはいられません」

リンジー・バッキンガムが解雇されたことを受けて、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのギタリストであるマイク・キャンベルとクラウデッド・ハウスのフロントマンであるニール・フィンが新たにバンドに加わっている。フリートウッド・マックは先月、テレビ番組「エレンの部屋」で新ラインナップでの演奏を初披露している。

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