週末に行われたロック・アレジアンス・フェスティバルでインセイン・クラウン・ポッシーのシャギー・2・ドープがリンプ・ビズキットの演奏に乱入し、フロントマンのフレッド・ダーストにドロップキックをしようとしたとして、リンプ・ビズキットのDJ・リーサルはシャギー・2・ドープを批判している。
ニュージャージーで開催されたこのイベントに出演したリンプ・ビズキットだったが、シャギー・2・ドープはリンプ・ビスキットの演奏中にステージに現れ、フレッド・ダーストの元へと走り、彼をステージから蹴り落とそうとしている。
ステージから落ちることはなかったが、困惑したフレッド・ダーストは観客に「弱虫め、こんなこともできないんだな」と語っている。セキュリティが止めに入ると、フレッド・ダーストは「落ち着いて、たった1人じゃないか」と続けている。当時、リンプ・ビスキットはジョージ・マイケルの “Faith” をカヴァーしていた。
その時の模様はこちらから。
インスタグラム上の一連のコメントの中で、リンプ・ビスキットのDJリーサルは「これまでファンだった」としつつ、シャギー・2・ドープに対して次のように述べている。「よお、成長してくれよ! 腹を割って話そうぜ。『TMZに載るんだ』と言って突進するバカはいないぜ」
また、DJリーサルはシャギー・2・ドープのことを「ヘタレのギャングスタ」、「ダサい奴」、「女々しい暴漢」などと罵倒し、繰り返し「どこにいるんだ?」と問いかけている。
あるレディット・ユーザーによると、リンプ・ビスキットとインセイン・クラウン・ポッシーの間には長きにわたって確執があり、今回の出来事につながったという。
「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、その投稿には次のように書かれているという。「すべては20年前、インセイン・クラウン・ポッシーが売れようと必死だった頃に始まった。彼らがウッドストックで演奏していると『フレッドが君たちに会いたがっている』と言われた。けれど、彼らは一体全体フレッドというやつが何者なのかわからなかった」
「思うに、フレッド・ダーストは当時スーパースターで、彼らに対して高飛車に振舞っていたのだろう。話している時もまともに見ようとしなかったりね。フレッド・ダーストはコーンとのファミリー・ヴァリューズ・ツアーにも誘ったが、直前になって出演バンドたちがインセイン・クラウン・ポッシーを追い出したんだ」
リンプ・ビズキットは先日、ヘッドライナーを務めたブームタウン・フェアでのパフォーマンスでも“Break Stuff”の演奏中にステージの屋根が崩壊し、演奏が中断してしまうというハプニングが起きている。この事故により屋根に溜まっていた雨水が落下し、ギタリストのウェス・ボーランドのギター・エフェクターが被害を受けている。
一方、フレッド・ダーストはジョン・トラボルタが主演する映画『ムース』の監督も務めている。
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