クリス・コーネルの銅像が彼の故郷であるシアトルで現地時間10月7日に公開されている。
サウンドガーデンやオーディオスレイヴでフロントマンを務めたクリス・コーネルは2017年5月18日に自殺で亡くなっている。享年52歳だった。
等身大の銅像は昨年、妻のヴィッキー・コーネルによって提起されたもので、アーティストのニック・マラスによって制作された銅像はシアトルのポップ・カルチャー博物館の外で一般公開されている。
ヴィッキー・コーネルは『シアトル・タイムズ』紙に次のように語っている。「最初にその影響力を見せることになった彼の故郷で、彼を讃え、祝福し、音楽の歴史やアート、慈善活動に対する彼の貢献を形にしておきたかったのです。シアトルは唯一無二の都市で、彼に影響を与え、それがポップ・ミュージックの世界に永遠に影響を与えることになったムーヴメントを生み出すことに駆り立てることになったと感じています」
Today we remember the legendary Chris Cornell in Seattle with the unveiling of a statue in his honor ❤️ “And if we’re good we’ll lay to rest anywhere we want to go.” pic.twitter.com/10ecsYrDM9
— Gibson (@gibsonguitar) October 8, 2018
銅像は8月29日に公開される予定だったが、より多くの観客を受け入れるために延期されていた。ポップ・カルチャー博物館のスカイ・チャーチでは、2013年にサウンドガーデンがザ・ウィルターン・シアターで行ったライヴも上映されている。
ヴィッキー・コーネルは声明で次のように述べている。「アーティストとして私の夫はロック史における最も偉大な声の持ち主の1人だっただけでなく、その時代において最も偉大で多産な詩人でもありました。彼の音楽への貢献は、ポピュラー・ミュージックに永遠に消えない跡を残すムーヴメントを生み出すことになりました。この銅像をポップ・カルチャー博物館に寄付することで、アイデアへの献身とリスクをとることが現在のポピュラー・カルチャーを刺激することになるということだけを伝えたかったのです」
「私の夫や彼の音楽と同じように、ポップ・カルチャー博物館は複数の世代の観客を持っており、博物館やそのプログラムを支援するだけでなく、私の夫が残した遺産を祝福するために、内外の人が集う場所として、ここは完璧な場所です」
ポップ・カルチャー博物館のジェイセン・エモンズは次のように述べている。「ヴィッキー・コーネルからこのようなギフトをいただき、ポピュラー・ミュージックでも最もパワフルで重要な声の持ち主の1人に追悼の意を表することができて光栄です。ポップ・カルチャー博物館はシアトル北西部から現れたシアトルの音楽シーンとその功労者を讃える役割を担っており、クリスは世界中の複数の世代に今なお影響を与えている主要人物です」
先月、クリス・コーネルはキャリア全体に及ぶボックスセット『クリス・コーネル』が11月16日にリリースされることが決定している。このボックスセットには全部で64曲が収録され、そのうちの11トラックが未発表となっている。
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