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ABBAのビヨルン・ウルヴァースはここ最近のレコーディングを受けてABBAとして新たなアルバムをリリースする可能性を示唆している。

ABBAはオリジナル活動期間10年の間で計8枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。1981年発表の『ザ・ビジターズ』以来、アルバムはリリースされていない。

ビヨルン・ウルヴァースは『イヴニング・スタンダード』紙に対してバンドと今年スタジオで過ごしたことは「ニュー・アルバムの可能性」につながるかもしれないと語っている。

「4曲くらい、そういうものがあるからね。可能性はあるかもしれないね」と彼は続け、再びツアーを行うことはないという自身の信条を語っている。「でも、僕らがステージ上でパフォーマンスすることはありえないね。それは疑う余地がないよ」

現時点でフル・アルバムについての正式な発表はないものの、“I Still Have Faith In You”と題した新曲が12月にBBCで初公開される予定となっている。

ビヨルン・ウルヴァースによれば、ABBAとしてスタジオで過ごした時間は「素晴らしい」体験だったという。「僕ら4人が全員でスタジオに入っている時間は素晴らしいものだったんだ。というのも、80年代初めからスタジオでのこうしたことっていうのはなかったわけでね」と彼は語っている。「馴染み深い物に囲まれる形で、お互いを見つめ合ってさ、15秒もすれば、当時に戻ったんだ」

7月にもビヨルン・ウルヴァースはABBAとして取り組んでいる新曲について情報を明かしていた。「そのうちの1曲はポップ・チューンで、すごくダンサブルなんだ」と彼は語っている。「もう1曲はよりタイムレスで、より内省的で、それが僕の言えるすべてだね。北欧の悲しみと喜びが同居しているんだ」

一方、バンドメイトであるベニー・アンダーソンは映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』のプレミアの場でニュー・アルバムを制作する可能性について疑問を呈している。「アルバムをもう1枚作るのは『マンマ・ミーア!3』をやるようなものでさ。ちゃんとした理由や素晴らしい脚本、素晴らしい環境がなければ、何の意味もないわけでね。すごく楽しい体験だったこと、それが今回のやる理由だったんだよ」

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