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ジェファーソン・エアプレインの結成メンバーでシンガーのマーティ・バリンが亡くなった。享年76歳だった。

1965年にサンフランシスコでジェファーソン・エアプレインを結成したギタリストにしてシンガーのマーティ・バリンは妻のスーザン・ジョイ・バリンに見守られながら、現地時間9月27日に亡くなったとスポークスマンのライアン・ロメネスコは述べている。

「我々は真の伝説を失いました」とジェファーソン・エアプレインのソーシャル・メディアには綴られている。「マーティ・バリンは今日まで生き続けている革命を始める手助けをしたのです。彼は大変惜しまれることになるでしょう。遺族、友人、そして至るところにいる音楽ファンにお悔やみを申し上げます。チーム・ジェファーソン・エアプレイン」

寄せられている追悼の声は以下の通り。

「マーティ・バリンが亡くなったと聞いて悲しいよ。これが、70年代中期の完璧なプロダクションによって彼が書いた曲で聴ける美しい声なんだ。ジェファーソン・スターシップによる“Miracles”はちょっとした傑作だよ」

「なんてことだ、安らかに、マーティ・バリン。伝説的なロック・バンド、ジェファーソン・エアプレインの結成メンバーにしてリード・ヴォーカリストが亡くなった。彼は素晴らしい絵描きでもあって、友人であるジャニス・ジョプリンやジム・モリソン、ジェリー・ガルシアのポートレートを描いていたんだ。全員が、逝ってしまったよ」

「さようなら、マーティ・バリン。彼の声がスピーカーから聴こえるなか、自分の車で夜遅くに何度もドライヴしたんだ。本当に素晴らしいシンガーだった」

「マーティ・バリンはすごい才能を持った影のシンガーにして作曲家だった。グレイス・スリックと一緒の時もそうでない時もすごかったんだ。彼は時の試練を耐えることになるだろう。安らかに」

「マーティ・バリンはフィルモア・ストリートの改修したピザ・パーラーのハウス・バンドとして1965年にジェファーソン・エアプレインを結成した。それはサンフランシスコのロック・ミュージックにおいて最も偉大な時代の発火点となったんだ」

https://twitter.com/LadieFandom/status/1045824405522149376

「ジェファーソン・エアプレインとジェファーソン・スターシップを聴いて育ったから、本当に悲しい。グレイトフル・デッドとやっていたゴールデン・ゲート・パークでのフリー・コンサートにはたくさんのいい思い出がある。マーティ・バリンはその伝説的な音楽を通して生き続けるわ」

「あなたのラヴ・ソングは永遠に生き続けるでしょう。安らかに、マーティ・バリン」

マーティ・バリンが長年にわたって在籍した派生バンド、ジェファーソン・スターシップもオンラインで声明を発表して、次のように述べている。「重い心境と共にマーティ・バリンが亡くなったことを知りました。彼は多くの人にとって真の才能であり、インスピレーションでした。遺族とご友人にお悔やみを申し上げます」

マーティ・バリンは今はなきギタリストのポール・カントナーとジェファーソン・エアプレインを結成している。バンドは1966年にデビュー・アルバム『テイクス・オフ』をリリースし、その1ヶ月後にはグレイス・スリックが加入している。彼女は“White Rabbit”を書き、バンドの初期の成功に欠かせない存在となった。

ドラッグを支持し、サイケデリックな方向性をとったバンドは1960年代のサンフランシスコにおけるサブカルチャー・シーンの中心的存在となり、1969年にはウッドストックに出演し、1996年にはロックの殿堂入りを果たしている。

マーティ・バリンはバンドのドラッグ使用が広がったのを受けて、1971年にジェファーソン・エアプレインを脱退している。彼は後に再びポール・カントナーと組んで、ジェファーソン・エアプレインから派生したジェファーソン・スターシップで活動している。マーティ・バリンがリード・ヴォーカルをとって“Miracles”、“With Your Love”、“Count on Me”といったヒット曲を生み出している。

1978年にマーティ・バリンはソロ・キャリアに乗り出すためジェファーソン・スターシップを脱退したが、1985年にポール・カントナーと再びKBCを結成し、これが最終的に1989年のジェファーソン・エアプレインの再結成に繋がることとなった。

マーティ・バリンは2016年に心臓の手術を行ったことが報じられ、同年、医療ミスでニューヨークの病院を訴えている。

彼の妻は声明で次のように述べている。「マーティと私は非常に深い愛を共有しており、彼はそれを至福の境地と呼んでいましたが、まさにそういうものでした。でも、本当に私たちは彼の愛に感銘を受けていたのです。彼の存在によって永遠に私は満たされることになるでしょう」

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