元AC/DCのドラマーであるフィル・ラッドは、薬物所持と元従業員を殺すと脅迫した罪で有罪判決を言い渡されていたが、この判決を不服とする彼の申し立ては棄却されたという。
フィル・ラッドは、メタンフェタミンと大麻の所持、殺人の脅迫の罪で、7月に8ヵ月の自宅拘禁との判決が下されている。
公判ではフィル・ラッドが自身のソロ・アルバム『ヘッド・ジョブ』の売り上げ不振により多数の従業員を解雇し、その後、元従業員の一人を「片づけて」ほしいと共犯者に言ったことが明らかになっている。また、共犯者への報酬として、20万ニュージーランドドル(1630万円相当)の支払いが持ちかけられていたという。
ニュージーランドの情報サイト『3ニュース』によると、フィル・ラッドの有罪判決に対する先日の上訴は棄却され、彼は専門の精神科医の診断を受けているという。
また、伝えられるところによると、脅迫した相手とは和解が成立したとされている。
フィル・ラッドは先日、自宅拘禁の条件に違反したとして再逮捕されたが、無罪を主張していた。
フィル・ラッドは、11月に行われる今回の違反に対する事情聴取まで、保釈中の自宅拘禁が継続されることとなっている。
逮捕以来、フィル・ラッドはAC/DCのライヴで演奏をしていない。現在、バンドはクリス・スレイドをドラマーに迎えてワールドツアーを行っている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.