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リチャード・アシュクロフトは、英スカイ・スポーツのテレビ番組「サッカーAM」の出演中にズボンからドラッグを落としたのではないかという疑惑に反論している。

元ザ・ヴァーヴのフロントマンであるリチャード・アシュクロフトは、現地時間9月22日の朝のサッカー番組にスペシャル・ゲストとして出演している。ゲストとして出演したリチャード・アシュクロフトだが、彼は椅子に腰掛けた際に彼のズボンから白い物が落ちてきたとして、多くの視聴者の間で話題になっている。リチャード・アシュクロフトはその後、ズボンから落ちた白い物を拾い上げている。

ツイッターでは多くのユーザーが当該の瞬間を収めた映像を投稿しており、その多くは彼のズボンから落ちたのはドラッグが入った小さい袋だったのではないかと推測している。

リチャード・アシュクロフトは、現在は削除されているインスタグラムに投稿した動画の中で、ポケットから落ちたのは単なるゴミだったと主張している。

「ツイッターの荒らしに向けた、手短なメッセージだ。それから、お説教を垂れるような奴らと、自分こそが正しいと思っているような奴らにもね」とリチャード・アシュクロフトは動画の中で語っている。「一つ:コカインと俺は、何十年も疎遠な存在だということ。二つ:俺のポケットから落ちたものについて推測するな。それから、俺の子供たちを巻き込むのはやめろ」

彼は次のように続けている。「お前らは危ない橋を渡ろうとしているんだよ。俺の名前を傷つけるな。俺の親父はゴミが好きじゃなかったし、俺だってゴミなんか好きじゃない。だけど、俺のポケットにある時は途轍もないものになるみたいだな。ザ・ヴァーヴにいた時、俺はコロンボとして知られていたんだ。事実をきちんと把握しておいてくれ。お前らは危ない橋を渡ろうとしているんだよ。ピース」

リチャード・アシュクロフトは続けて、当該の映像がいかに観られているかに言及して、自身のミュージック・ビデオでこれをやるべきだったとジョークを飛ばしている。

「俺のズボンから紙が落ちる映像が63万5,000回も観られたのかよ。ミュージック・ビデオでこれをやっておくべきだったよ」

同じ番組の中で、リチャード・アシュクロフトは「Xファクター」についても批判しており、若いミュージシャンは自分たちの音楽的な技能やソングライティングに注力するべきだと語っている。

「これは俺からのアドバイスなんだけど、今日の夜に『Xファクター』が放送されるとするだろ。もしも君が新鋭のミュージシャンなのであれば、すぐにテレビを消して、楽器を探しにいくんだ」とリチャード・アシュクロフトは語っている。「君がどれだけ下手くそなミュージシャンだろうと、その1時間の間でやったことは、音楽を審査する権利のない奴らを観るよりも遥かに将来のためになるよ」

彼は次のように続けている。「あいつらが毎週土曜日の夜にこの国の若者たちに教えてるのは、自分が有能なのか無能なのかをあの4人に審査してもらうために、若者たちは雨の中、列をなしたほうがいいっていうことなんだ。テレビを消して、ギターであれキーボードであれ、ドラム・マシーンであれ、何であれ君たちが音楽を作っている道具を手に取って、番組を観るのではなく、自分の音楽を作るのにその1時間を充てるんだよ」

「それに関しては君自身の音源になるわけだしね。『(Xファクターの審査員を務める)サイモン(・コーウェル)、この曲の出版権をもう少しくれない? サイモン、僕らは3年もツアーをしているよ。休息を取ってもいいかい?』なんて言う必要ないんだ」

リチャード・アシュクロフトは10月19日に新たなソロ・アルバム『ナチュラル・レベル』をリリースする予定となっている。

リチャード・アシュクロフトはまた、今年の10月から11月にかけてUKツアーを行うことも決定している。

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