スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンはグリーン・デイが2004年に発表したアルバム『アメリカン・イディオット』が「ギター主体でマスに届いた」最後のアルバムだと語っている。
アルバム・タイトル曲を初めとするヒット曲を多数収録した『アメリカン・イディオット』は「パンク・ロック・オペラ」と評され、グリーン・デイにとって初めて全米アルバム・チャート1位を記録したアルバムとなっている。
アルバムの影響はその後も続き、『アメリカン・イディオット』はミュージカルになったほか、今後HBOでは映像化も進められている。今年、ドナルド・トランプ大統領がUKを訪問した際には“American Idiot”を全英シングル・チャートの1位にしようという運動も起こっている。
インスタグラムのストーリーでQ&Aセッションに応じたビリー・コーガンは、90年代におけるカート・コバーンにグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは匹敵する存在かと尋ねられている。「BJは間違いなく、そうした偉人に匹敵する存在だよ」と彼は答えている。
別の人物がグリーン・デイの『アメリカン・イディオット』がカルチャーに影響を与えた最後のアルバムだと思うかと尋ねると、彼は次のように答えている。「ギター主体でマスに届いたという意味で話しているなら、そうだと思うね。あのアルバムはそういうものなんだ。14年も前だぜ?」
ビリー・コーガンはパンク・バンドに影響を受けたかと訊かれて、次のように答えている。「パンクには直接ほとんど影響を受けていないんだ。直接的じゃない形では、仲間を通じて、影響を受けているけどね。でも、ラモーンズには10歳の頃から憧れていて、その愛が消えたことは一度もないよ」
最後に「私は尋常性白斑を抱えています。私は変わった人を受け入れようとしていますが、でも視線やひそひそ声に傷つきます。なにかアドバイスはありますか」とコメントされると、ビリー・コーガンは次のように答えている。
「母斑をもって生まれてくることは、僕はそれは恵みだと見なしているんだ。そのことは多くの人が浅薄で、気持ちや考えよりも見た目で判断するということを教えてくれるからね。そうであることがいろんな人を尊重する手助けになってくれたんだ」
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