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デヴィッド・ボウイがレコーディングした最初のデモ・テープがオークションで約4万ポンド(約580万円)で落札されたと報じられている。

これは先日、ザ・コンラッズでドラマーとマネージャーをしていたデヴィッド・ハドフィールドによって古いパンかごから発見されたもので、“I Never Dreamed”と題した楽曲が収録されている。テープは1万ポンドの落札額が見込まれていた。

このデモ・テープはデヴィッド・ボウイが16歳のときにレコーディングされたもので、当時、彼は本名のデヴィッド・ジョーンズとして活動し、元々はサックス奏者であったことで知られている。収録されている“I Never Dreamed”は、彼が最初にやっていたバンドであるザ・コンラッズと共に、彼の歌声が初めてレコーディングされたものだという。

オメガ・オークションによれば、現地時間9月11日に競売に出されたテープは「激しい入札」のために見込み額の約4倍となる3万9360ポンドで落札されている。

このレコーディングの後まもなく、デヴィッド・ボウイはザ・コンラッズを脱退し、4年後にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースしている。しかし、初めて成功を収めるのは“Space Oddity”をリリースした1969年となっている。

デヴィッド・ボウイは、キャリアを総括するボックスセット・シリーズの第4弾となる『ラヴィング・ジ・エイリアン [1983-1988]』の日本盤が10月24日にリリースされることも決定している。

84年発表のアルバム『トゥナイト』のオープニング・トラックをタイトルに冠したこの『ラヴィング・ジ・エイリアン [1983-1988]』は、11枚組CDボックスが日本盤でリリースされる。

本作には『レッツ・ダンス』、『トゥナイト』、『ネヴァー・レット・ミー・ダウン』といったオリジナル・アルバムに加え、『ネヴァー・レット・ミー・ダウン』の2018年版、ライヴ・アルバムとなる『グラス・スパイダー(ライヴ・モントリオール ‘87)』や『シリアス・ムーンライト』、リミックス・ヴァージョン12曲が収録されている『ダンス』、アルバム未収録曲やオルタナティヴ・ヴァージョン、Bサイド曲、映画提供曲などを収録した『リ・コール4』が収録される。

リリースの詳細は以下の通り。

デヴィッド・ボウイ
『ラヴィング・ジ・エイリアン [1983-1988]』
日本盤:2018年10月26日 発売
11 枚組 CD / 輸入盤国内仕様 / CD ボックス・サイズ / 完全生産限定盤
WPCR-18098~108 / ¥20,000 (ex. tax)
Let’s Dance (remastered) (1CD)
Serious Moonlight (Live ’83) (previously unreleased) (2CD)
Tonight (remastered) (1CD)
Never Let Me Down (remastered) (1CD)
Never Let Me Down 2018 (previously unreleased) (1CD)*
Glass Spider (Live Montreal ’87) (2CD)
Dance (1CD)*
Re:Call 4 (non-album singles, edits, single versions, b-sides and soundtrack music) (remastered) (2CD)*
* Exclusive to ‘Loving The Alien (1983-1988)’

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