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ポール・マッカートニーは、かつてジョン・レノンから「穿頭術」と呼ばれる治療をするために頭蓋骨に穴を開けてほしいと説得されたことを明かしている。

穿頭術は少なくとも紀元前6,500年前から行われていた民間療法で、悪魔の魂を取り出すという目的や、偏頭痛やメンタルヘルスの治療、脳に掛かったプレッシャーを取り除く目的などで行われていたとされている。

ポール・マッカートニーによれば、ジョン・レノンが穿頭術に興味を持ったのは1960年代のことだったという。「ジョンは一風変わったところがあったからね」とポール・マッカートニーは『GQ』誌に明かしている。「みんなでそれについて読んだんだ。『穿頭術という古代のアート』ってもので、ちょっとばかり信頼できる感じがあったんだよ。古代からのものなら、いいものに違いないっていうふうにさ」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「頭蓋骨に小さな穴を開けさえすれば、プレッシャーが取り除かれるっていうね。まあ、理に適ったふうには聞こえるんだけどさ。『でも、聞いてほしいんだ、ジョン。君が試した場合に、どうなるか教えてあげるよ』って僕は言ったんだ」

ジョン・レノンからバンドの全員が頭蓋骨に穴を開けるべきだと提案されたのかと訊かれると、ポール・マッカートニーは次のように明かしている。「そうだよ。けど、これはジョンと僕のいいところなんだけど、僕は『やらない』って言ったんだ。僕が『やらない』って言ったら、彼は僕をよく知っているから、僕が心から言っているんだっていうことを分かってくれるんだ。『やらない』って言うようなツレない男になることを恐れていないっていうことをね」

「僕は『君はどうかしてるよ』とまでは言ったことがなくてね。そこまで言う必要がなかったんだ。『でも、遠慮しておくよ。穿頭はやらない。ありがとう』っていう具合にさ。『僕がやりたいことじゃないんだ』っていうね」

インタヴュアーから、もし自身が乗り気になっていたらジョン・レノンは穿頭をしていたと思うかと訊かれると、ポール・マッカートニーは次のように答えている。「誰に分かるって言うんだい?」とポール・マッカートニーは語っている。「やらなかったんじゃないかって僕は思うけどね。そこまで真剣じゃなかったと思う。確かにジョンはそう言ったんだけど、彼はあらゆる類のことを口にしていたからね」

一方、ポール・マッカートニーは9月7日にソロ18作目となるニュー・アルバム『エジプト・ステーション』をリリースしており、同作からは“Fuh You”のミュージック・ビデオが公開されている。

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