GETTY

Photo: GETTY

チャイルディッシュ・ガンビーノは先週末に行った自身の公演でマック・ミラーを追悼して、彼の「音楽への愛」を讃えている。

本名をマルコム・ジェイムス・マコーミックというマック・ミラーは現地時間9月7日正午、サン・フェルナンド・ヴァリーの自宅で意識不明のところを発見されている。死因についての公式な発表はないが、複数の報道によれば、マック・ミラーはドラッグのオーヴァードーズで亡くなったという。

マック・ミラーの訃報を受けて多くの著名人たちが彼に追悼の意を表しているが、チャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーもまた、現地時間9月8日の公演で彼に追悼の意を表しており、ファンには「この瞬間を商品にしてしまわない」よう映像に収めないことを求めている。

「僕は非常に繊細な人間だからさ……でも、このマック・ミラーの一件には打ちのめされたよ」とドナルド・グローヴァーは語ったと、米『ローリング・ストーン』誌が報じている。「彼はいい奴だったんだ。素敵な男で、本当にいい奴だった。僕らは2人ともインターネットで音楽をやっていて、多くの批評家から『このダサい白人はとか、このダサい黒人はとか』って言われたりしたものだよ。2人でよく話もしててね。そして、あの人は、本当に音楽を愛していたんだ」

彼はみんなが「今回の件について悲しんでもいいはずだ」とした上で、次のように続けている。「僕も胸が張り裂けそうなんだけどね……でも、悲しみを感じていることについては、いいことだと思っているんだ。彼が特別な人で、特別な時間を過ごしたっていうことだからね……ここにいるみんなにもそうする資格があるわけでね」

彼は自身の楽曲である“Riot”を彼に捧げ、演奏する前に次のように語っている。「伝えたいのは『愛してるよ、マック』ってことなんだ。それから、みんなのことも愛してるってことを伝えたい。この曲を彼に捧げるよ。というのも、彼は時々解放されたいと思っていたと思うんだ」

マック・ミラーの元交際相手として知られるアリアナ・グランデも彼を追悼しており、彼女は自身のインスタグラムにキャプションをつけずにパーソナルなスナップ写真を投稿している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ