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ポール・ウェラーは、ロックンロールの現状と今後について語り、今後新たなオアシスのようなバンドが出現することはないだろうという考えを明かしている。

ポール・ウェラーは、『Q』誌の別冊『Qレジェンド』のインタヴューで公営住宅のキッズがバンドを始める時代は終わったという意見について語っている。

「僕はずっとバンドに入ることにロマンチックなイメージを抱いてきたんだ」と彼は語っている。「今でもある意味ではそうなんだけどさ。でも、ノエルがこんなことを言っていて、それは正しいと思うんだけど、公営住宅のキッズたちがバンドを組んで世界を変えてやりたいと思う、というような時代は終わったんだよ。本当にね」

「そういうものを見いだせるのは、もはやポップとかよりもグライムのシーンのほうのわけでね。もう公営住宅の4人の若者なんて、まったく見かけないわけでさ。そうした時代が戻ってくるとは思わないね。ザ・ジャムやオアシスみたいなことにはならないよ。すっかり変わっちゃったんだと思うね」

「この間、仲間とこの件について話していたんだけどさ。ジャズにも同じことが言えて、一時期は最も人気のあった音楽だったわけだけど……今もあるけど、もうポピュラー・ミュージックとは呼ばないだろ。多分、ロックンロールも同じことなんじゃないかな」

ポール・ウェラーは先日、来たるニュー・アルバムより新曲“The Soul Searchers”のリリック・ビデオが公開されている。

新作『トゥルー・ミーニングス』はソロでは14作目となるアルバムで、9月14日にパーロフォンからリリースされる。

“The Soul Searchers”のリリック・ビデオはこちらから。

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