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パラモアはライヴで自身のヒット曲“Misery Business”をもう演奏しないことを発表している。“Misery Business”についてはその歌詞が「反フェミニズム」だと議論を呼んでいた。

ヘイリー・ウィリアムスは現地時間9月7日に地元ナッシュヴィルで一夜限りのスペシャル・イベントを開催しており、そこで“Misery Business”を演奏しないことを宣言している。このスペシャル・イベントは2017年発表のアルバム『アフター・ラフター』を引っ提げたツアーの最終公演となっている。

“Misery Business”を演奏する前にヘイリー・ウィリアムスは次のように語っている。「私たちは決断したわ。というのも、そうすべきだと思ったから。この曲からはしばらく離れるべき時だと思ったの」

「いろんな間違いを起こして、ここまできたし、当惑させるようなことを言ってきたかもしれない。でも、それを潔く認めて、成長していくのよ」

その時の模様はこちらから。

“Misery Business”は2番の次の歌詞が問題視されていた。「かつて、あんたは娼婦だった。それ以上のものでもないわ。ごめんなさい。けど、それは変わることはないわ」

ヘイリー・ウィリアムスはこの歌詞を17歳の時に書いている。

ヘイリー・ウィリアムスは2015年5月にタンブラーでこの歌詞について長文を寄せ、10代の頃の自身の歌詞から距離をとっている。今回のナッシュヴィル公演でもヘイリー・ウィリアムスは2番の歌詞を歌っていない。

昨年、“Misery Business”がリリースから10周年を迎えたのを受けて、ヘイリー・ウィリアムスはこの曲への批判について語っている。

「私がムカつくのは、誰かがこれを問題にすることにしたずっと前から既にこれまでにこのことについては十分内省を重ねてきたってことなの。記事が広まると、みんなの前ですべてを蒸し返さなきゃいけなくなって、でも私にとって重要なのは謙虚さを示すことだと思う。問題の歌詞を書いた時、私は17歳で、成長し、情報を得るとはどんなことなのかを体現して、目覚めのきっかけとなれるなら、問題ないわ」

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