Brick Stowell / PRESS

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ラッパーのマック・ミラーが亡くなったことを遺族は認めている。享年26歳だった。

「TMZ」によれば、本名をマルコム・ジェイムス・マコーミックというマック・ミラーは現地時間9月7日正午、サン・フェルナンド・ヴァリーの自宅で死亡を宣告されたという。

死因についての公式な発表はないが、複数の報道によれば、マック・ミラーはドラッグのオーヴァードーズで亡くなったという。マック・ミラーの死は彼の弁護士であるデヴィッド・バーンズによって発表され、遺族は米『ローリング・ストーン』誌を通して声明を発表している。

「ファンにはマック・ミラーとして愛されてきたマルコム・マコーミックは悲しい形で26歳で亡くなりました」と声明では述べられている。「家族や友人、ファンにとって彼はこの世界のまばゆい光でした。みなさんの祈りに感謝します。プライバシーには御配慮ください。現時点で死因についてのこれ以上の詳細はありません」

ワーナー・ブラザースのCOOであるトム・コーソンも声明を発表している。「ワーナー・ブラザースの我々全員はマック・ミラーの早すぎる死という悲しい知らせを聞いてショックを受けており、悲しんでいます」

「マック・ミラーは非常に才能に溢れた刺激的なアーティストで、彼に会った全員を魅了するパイオニア・スピリットとユーモアのセンスを持った人でした。マック・ミラーの死はあまりに大きすぎる損失であり、多くのポテンシャルを持った人生と才能を終わらせるものでした。その可能性は無限大のものでした」

マック・ミラーはかねてから薬物乱用と闘っており、その苦悩について吐露していた。

2015年に米『ビルボード』誌にマック・ミラーはデビュー作の成功を受けての難しさについて次のように語っている。「当時は大量のドラッグをやっていたんだけど、それがもう一つの違いだね。今はあの頃ほどドラッグをやっていないんだ……毎日、いつもドラッグをやっていると精神が食いつぶされるからね。あれは身体にきついんだ」

同じインタヴューの中でマック・ミラーは死の恐怖が音楽をできる限り作るように駆り立てると語っている。「死んだ時にアルバムたちが残っているためにすべての音楽を作っているということを意識しなきゃならなかったんだ」

マック・ミラーは最新作『スウィミング』を引っ提げたツアーを来月からスタートさせる予定だった。彼は今週「ヴァルチャー」に公衆の目の中で成長することの難しさについて率直に語っていた。

「人生の中で何度も、自分があるべきだと思う基準、自分のあるべき受け止められ方に自分を保とうとプレッシャーをかけてきたんだ。それがまたプレッシャーを生み出すんだよね」

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