ドナルド・トランプ大統領の息子であるドナルド・トランプ・ジュニアは、先日パール・ジャムがモンタナ州ミズーラで行われた公演用に制作したポスターを批判している。
ポスターはベーシストのジェフ・アメンとアーティストのボビー・ブラウンによるもので、炎上するホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領の腐った死体が鷹に食べられているものとなっている。
モンタナ州は一昨年の米大統領選でドナルド・トランプ大統領が勝利を収めた州で、今度の上院議員選挙で民主党候補の現職のジョン・テスターが議席を守るかに注目が集まっている。
公開されたポスターはこちらから。
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モンタナ州ミズーラのラジオ局「KGVO」のインタヴューに答えたドナルド・トランプ・ジュニアは率直にポスターを批判している。
「最低だと思うね」とドナルド・トランプ・ジュニアは語っている。「もしオバマ政権時代にこんなことが起きたのをモンタナ州の分別ある人々が見たら、悪評高い人――なにもネガティヴなことをするクレイジーな人のことを言ってるんじゃないんだ。というのも、そういう人はどちらの陣営だっているからね――ただ、そういう悪評高い人がオバマにこういうことをしたら、いたるところで激怒が起こるわけでね。メディアだってそういうふうに取り上げるだろうし、リベラルなエリートたちは激昂していたと思うよ。でも、ドナルド・トランプにはやるわけでさ、迷惑だよね」
「僕らは素晴らしい仕事をしているよ」と彼は続けている。「経済のことについては父は圧倒しているわけでね。でも、みんながやりたいのは、それを邪魔することだけなんだ。現在の大問題は間違いなく最高裁判所だよ。ジョン・テスターは指名候補者としてホワイト・ハウスで会議があると言っていたにもかかわらず、別の用事があると言って会議をキャンセルしたんだ。他の会議なんて予定されていなかったのにね。単に嘘で、全部ゲームで、全部政治なんだよ。この国の人はこれにうんざりしているし、特にモンタナ州の人はうんざりしていると思うよ」
「彼は家庭的な人間のふりをしているんだよ」とドナルド・トランプ・ジュニアは語っている。「彼は、上院で最もロビー活動の恩恵を受けている議員でね。彼はよく振る舞っているけど、それもロビイストがやっていることなんだよ。彼は地元では芝居をして、それでDCに行って、チャック・シューマーやナンシー・ペロシの子犬のように振る舞ってるんだよ」
ジェフ・アメンは米『ローリング・ストーン』誌でこのポスターについて次のように述べている。「アーティストの役目は人々を考え、感じるようにすることだからね。現政権は僕らに考えて、感じさせてくれるからね。僕はこのポスターに対する唯一の概念論者なんだ。あらゆる解釈や議論を歓迎するよ。合衆国憲法修正第1条から愛を」
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