ベル・アンド・セバスチャンは地中海をクルージングしてのフェスティバル「ザ・ボーティー・ウィークエンダー」の第1弾ラインナップを発表している。
来年夏に4日間にわたって開催予定の同フェスティバルはバンドがかつて主催した「ボウリー・ウィークエンダー」の20周年を記念して開催されるという。「ボウリー・ウィークエンダー」は1999年4月にポンティンズ・キャンバー・サンズで開催され、後に長年開催されたフェスティバル「オール・トゥモローズ・パーティーズ」の発端として知られている。当時のラインナップとしては、スリーター・キニー、ザ・フレーミング・リップス、そしてスノウ・パトロールといったアーティストが出演していた。
ベル・アンド・セバスチャンは今回、2019年8月8日〜12日の期間にわたってスペインのバルセロナを出発して、イタリアのサルデーニャ島カリアリまで向かう航海に誰が参加するのかを発表していうr。1999年の「ボウリー・ウィークエンダー」でもパフォーマンスを披露したモグワイとカメラ・オブスキュラと共に、ハインズ、バズコックス、そしてジャンゴ・ジャンゴといったアーティストの出演が発表されている。
現時点で発表されているラインナップは以下の通り。
Belle & Sebastian
Mogwai
Camera Obscura
Django Django
Alvvays
The Buzzcocks
Japanese Breakfast
Honeyblood
Hinds
Kelly Lee Owens
Nilüfer Yanya
Whyte Horses
Tracyanne and Danny
プレス・リリースの中で、ベル・アンド・セバスチャンは次のように語っている。「私たちは尋ね回って、船に乗り込む最初の仲間を集めました。彼らはあなたのために最高の演奏をすることで、また彼ら自身の音楽的な貯水層を深く掘り下げることによって、自らの乗船券を手に入れることになります。私たちは心から、この航海を素晴らしい週末にしようとしています。この旅にあなたも同行してもらいたいのです!」
ライヴ・パフォーマンスの他にも「ザ・ボーティー・ウィークエンダー」では、アーティスト同士のユニークなコラボレーション、Q&Aセッション、トーク・イベント、テーマのあるパーティー、グループでの活動、イベント限定のマーチャンダイズの販売などが予定されているという。
最初の350室を予約した参加者はは、アルバム『わたしのなかの悪魔』のスペシャル・パフォーマンスを見ることができる。同作がこれまで全編演奏されたことは一度もないという。また、予約期間中に部屋を予約したすべてのゲストは、限定となる「ザ・ボーティー・ウィークエンダー」のレコード盤を手に入れることができる。
オフィシャル・サイトはこちらから。
http://www.theboatyweekender.com/
昨年、ベル・アンド・セバスチャンのフロントマンであるスチュアート・マードックは、90年代のほうが音楽もカルチャーも「自由だった」というノエル・ギャラガーの主張を否定している。『NME』に対し、スチュアート・マードックは次のように語っている。「いや、彼が自由と言っているのは、彼が裕福で、恵まれているということを分かってないからだよね」
「多分、それが彼の自由の認識というものなんだろうね。全体としてみれば、歴史上のどの時代と較べても今は自己を表現するにあたって自由なんじゃないかな。最近は誰でもレコードを作れるわけでね」
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