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メタリカは現地時間9月4日に行った「ワールドワイアード」ツアーのミネアポリス公演でプリンスをカヴァーして、ファンの意見を二分することとなっている。

バンドはこれまでの公演でもそれぞれの都市にちなんだアーティストにトリビュートを捧げており、過去にはA-haやオアシス、ブラック・サバスらの楽曲をカヴァーしている。

メタリカはミネアポリスのターゲット・センターで行った公演で、ベーシストのロバート・トゥルージロとギタリストのカーク・ハメットがプリンスの“When Doves Cry”をカヴァーしている。2人は同曲をメタル風にアレンジして、ロバート・トゥルージロのヴォーカルでカヴァーしている。

ロバート・トゥルージロとカーク・ハメットによる“When Doves Cry”のカヴァーはこちらから。

2人によるカヴァーは、ツイッター上でファンの意見を二分することとなっている。ユーザーの1人はロバート・トゥルージロとカーク・ハメットについて、彼らに「(“When Doves Cry”を)正当に扱う能力がなかったのは明白だ」と評しているほか、別のファンは次のように綴っている。「私に聴こえたのは、プリンスが自分の墓の中で悶絶する音だけよ」

「幸せな気分になったよ。最後まで退屈だったけどね」と別のファンはツイートしている。

一方、彼らのカヴァーを称賛しているファンもおり、ファンの1人は「すごくいい!」とツイートしているほか、別のファンは次のように綴っている。「メタリカによるプリンスの“When Doves Cry”は、予想だにしていなかった最高のご褒美だよ」

メタリカは現地時間9月2日にウィスコンシン州マディソンの公演から「ワールドワイアード」ツアー」の北米ツアーをスタートさせており、1993年にマディソンでガービッジが結成されたことにちなんでガービッジの“Stupid Girl”のカヴァーを披露している。

一方、メタリカは先日、自身のブランドによるウイスキーを発売することを発表している。バンドは発表に際して「ウィスキーの次なる進化」だと述べているほか、ウイスキーについては「ブラック・ノイズ」と名付けられた「音響による増進」で風味を加えるという、特許に申請中の特殊なプロセスで醸造されていると報じられている。

メタリカはウイスキーの発表に先駆けて、それぞれに過去のアルバムをモチーフにしたデザインが施されたニクソンによる新たな時計のシリーズも発表している。

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