スリップノットは、新たに“XIX”のミュージック・ビデオを公開している。
メンバーのショーン・クラハンが監督を務めたこのクリップでは、二人の女性が登場して、棺桶を回収するために森のなかに車を進め、衣服を脱いだ彼女たちが棺桶を河に流すという内容になっている。
“XIX”は、昨年10月にリリースされたバンドの最新作『.5:ザ・グレイ・チャプター』に収録されている。コリィ・テイラーはアルバム・リリース時に作品の制作について語っており、バンド設立メンバーであるポール・グレイの2010年の死と、2013年のドラマーであるジョーイ・ジョーディソンの脱退の影響について明かしている。
“XIX”のミュージック・ビデオはこちらから。
「バンドにとっておかしな時期だったね。ポールについてはいろんなことがあったんだ。俺たち自身についてもいろんなことがあった」とコリィ・テイラーは語っている。「根本的なところからもう一度始めてみたんだ。人生の重みに押しつぶされて終わるか、もう一度戻ってきて、俺たちにできるスリップノットをやるかのどっちかだった」
先日、コリィ・テイラーはガンズ・アンド・ローゼズのオリジナル・ラインナップでの再結成が実現したら、「ツアーから引退する」と語っている。そのうえで、もし一緒に彼らがやることになったら、すべてのライヴに足を運びたいとしている。
『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』の取材でコリィ・テイラーは次のように述べている。「チケットを買うまで信じられないけどね。だって、言うなればさ。そうだな、誰しもにとって『アペタイト・フォー・ディストラクション』のラインナップで一緒にやること以上に興奮することなんてないんだよ。みんな行くだろ? だからさ、俺だってツアーから引退するね。それと、かぶるのなんてイヤだからね。分かるだろ?」
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