ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、ハーモニカを演奏する映像をオンラインに投稿して「新曲」を予告している。
ザ・ローリング・ストーンズの最新作は、2016年にリリースしたカヴァー・アルバム『ブルー&ロンサム』となっている。ザ・ローリング・ストーンズはこの10年の間に多くのライヴ・アルバムやボックスセット、一枚のコンピレーション・アルバムをリリースしている一方で、オリジナルの楽曲については2005年を最後に13年間リリースされていない。
ミック・ジャガーは現地時間9月4日に、マイクを持ちながらハーモニカでブルースを演奏する映像を公開している。映像にはレコーディング用のソフトウェアが開いた状態のパソコンも写っており、キャプションには次のように綴られている。「新曲でハーモニカを弾いているところさ!」
Harmonica playing on new tunes ! pic.twitter.com/BY8JJYuRtI
— Mick Jagger (@MickJagger) September 4, 2018
ミック・ジャガーは今年4月に、現在は楽曲制作に取り組んでいることを明かしている。ミック・ジャガーは次のように語っている。「ただ書いているっていうだけなんだ。今のところ、ほとんどはストーンズ用だね」
動画で演奏されている楽曲がザ・ローリング・ストーンズのものであるか、他のプロジェクトのものであるかについては現時点で明らかになっていない。ミック・ジャガーは昨年、スケプタが参加した“England Lost”を含む2曲のソロ楽曲をリリースしている。
ザ・ローリング・ストーンズの新作となれば、バンドにとって1962年の結成以来、通算31作目のスタジオ・アルバムとなる。長いキャリアを誇っている一方で、ミック・ジャガーは現時点でパフォーマンスを止めるつもりはないという。
「理由はなんにせよ、もうやりたくないって時は来るんだろうけどさ」とミック・ジャガーは語り、今年の7月まで行われていたヨーロッパ・ツアーに言及して次のように語っている。「でも、それが今年の夏ではないと思ってるよ」
一方で先日、ミック・ジャガーとカーリー・サイモンによるデュエット曲がレコーディングから45年を経て発見されている。“Fragile”という曲名だと見られる1972年のこの楽曲は公の場でかけられたことは一度もないという。
ザ・ローリング・ストーンズのコレクターであるマット・リーという人物が所有していたテープでこの音源は発見されており、彼は曲のデジタル・コピーを米『ローリング・ストーン』誌に送っている。「金のためにやっているんじゃないんだ」とマット・リーは語っている。「米『ローリング・ストーン』誌に送ったのはカーリーに渡すためだったんだ」
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