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パール・ジャムのエディ・ヴェダーは現地時間9月2日に行ったボストンのフェンウェイ・パークで行った公演で、声が出ずに公演の中止を余儀なくされたU2のボノにメッセージを送っている。

U2は現地時間9月1日にベルリンのメルセデス・ベンツ・アリーナで公演を行っているが、ボノの声が出なくなってしまったために、最後に歌った“Beautiful Day”を含む数曲のパフォーマンスのみでバンドはステージを後にしている。

「彼は最も働いている人の一人なんだ」とエディ・ヴェダーは公演の途中でボノについて語っている。「彼自身の音楽や最新作、大規模なツアーや、何を人々に与えるのかっていうことだけじゃなくね。それ以外にも自分たちが世界にもたらしているものや、(HIVの支援団体である)『RED』キャンペーンとかね。彼はあらゆる責任を負っていて、ステージについても、そこに来てくれる人についても責任を負い、この星についても責任を負い、たくさんの途轍もないことを成し遂げてきたんだ」

「彼は公演の二日前に(ドイツの)アンゲラ・メルケル首相に面会していたんだ。彼はこの世界の経済のために動いてくれていたわけでね。彼には心からの幸運を祈りたいし、僕ら全員が彼のことを思っていることを伝えたいよ。一人のアイルランド人の観客から一人にアイルランド人に、愛しているよ、ボノ」

エディ・ヴェダーがボノにメッセージを送る映像はこちらから。

エディ・ヴェダー自身も6月に声の不調に見舞われており、2日間予定されていたパール・ジャムのロンドン公演のうちの2日目の公演をキャンセルしている。パール・ジャムは声明で次のように述べている。「このような事情で延期を余儀無くされたのは初めてのことです。エディやバンドは、このために旅行してきた方々や計画を立ててくれた方々のことを思い、打ちのめされています。みなさんに心からの謝罪を申し上げると共に、引き続きのサポートに感謝申し上げます」。パール・ジャムはその後、ロンドン公演を7月17日に振り替えている。

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