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ニュー・オーダーは11月の中南米ツアーに先駆けてUKで今年唯一となる公演を行うことを発表している。

ニュー・オーダーは11月9日にロンドンのアレクサンドラ・パレスで公演を行うことを発表しており、チケットは現地時間9月7日の午前9時30分から販売される。

ニュー・オーダーはこの公演に先駆けて、ライヴの舞台裏を追った「ニュー・オーダー:ディケイズ」と題されたドキュメンタリーが現地時間9月22日にスカイ・アーツで放送されることも明らかになっている。

ドキュメンタリーは「ソー・イット・ゴーズ」と題されたライヴ・コラボレーションの準備を追ったもので、番組の中では2017年のマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルで披露した「ソー・イット・ゴーズ」のステージのために、バンドはアーティストのリアム・ギリックと12人編成のシンセサイザーによるオーケストラとリハーサルを行っている。

ドキュメンタリーは過去を振り返る内容にもなるとされていて、バンドに最も近いコラボレーターたちへのインタヴューと共にバンドのこれまで語られてこなかったストーリーを明らかにするという。

「ニュー・オーダー:ディケイズ」の放送日は、ニュー・オーダーのメンバーらが以前に所属していたジョイ・ディヴィジョンが1978年9月20日に「グラナダ・リポーツ」で初めてテレビに出演して伝説的なパフォーマンスを行ってから、およそ40年後となる日になっている。

昨年、ニュー・オーダーは元ベーシストのピーター・フックと最終的かつ完全な合意に達したことを発表している。

両陣営は随分の間、論争を続けており、ピーター・フックはロイヤリティを巡ってニュー・オーダーのメンバーのバーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートを訴えていた。ピーター・フックは2007年にニュー・オーダーを脱退している。

しかし、合意に達したとのことで、ニュー・オーダーは声明を発表している。「ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーの名前は多くのファンにとって多大な意味を持っており、バンドは遺産を守る重要性を感じています」

「今回、この問題が解決したことを受けて、バーナードとスティーヴンとジリアンは自分たちの最善を尽くし、音楽を作って、ライヴをやっていくことを続けていきます」

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