ポール・マッカートニーは薬物を使用して神を見たことを確信したという鮮烈な体験について語っている。
ポール・マッカートニーは『サンデー・タイムズ』紙とのインタヴューの中で神秘的なものを語る中で「高尚なもの」を見た体験について明かしており、美術商でギャラリーのオーナーを務めていたロバート・フレイザーと共にジメチルトリプタミン(DMT)を使った時のことについて語っている。
「ソファーから立ち上がれなくなったんだ」とポール・マッカートニーは『サンデー・タイムズ』紙にザ・ビートルズの全盛期に薬物を使用した時のことについて語っている。「その時に僕は神を見てね。そびえ立つような存在でさ、恐れ多かったよ。僕が言いたいことは何かっていうと、その出来事が僕の人生を変えてくれた訳ではないにせよ、きっかけにはなってね」
ポール・マッカートニーは次のように続けている。「本当に大きかったんだ。てっぺんが見えない巨大な壁のようでね。僕は一番下にいたんだ」
「他の人たちはドラッグ、幻覚誘発剤の作用だよって言うんだけどさ、ロバート(・フレイザー)も僕も『今の見たかい?』という感じでね。高尚なものを見た気がしたんだ」
ジメチルトリプタミンは、LSDやマジック・マッシュルームに代わるさらに強い効果を持つ薬物として1960年代に人気を博すことになった。
ポール・マッカートニーは神を見たという甚だ宗教的な体験をしたことに続けて、元妻であるリンダ・マッカートニーの死後に彼女の存在を感じたという「震えるような」体験について明かしている。
ポール・マッカートニーは、1998年のリンダ・マッカートニーの死を乗り越えようと田舎に長い期間滞在していた際に白いリスを見かけたとして、それをリンダ・マッカートニーのように感じて「リンダ、戻って僕に合図をしてくれ」と話しかけたことを明かしている。
ポール・マッカートニーは先日、ザ・ビートルズの解散後、ウィスキーと共にドラッグをやっていた体験について語っている。
ポール・マッカートニーは9月7日にニュー・アルバム『エジプト・ステーション』をリリースする予定となっており、収録曲“Happy With You”で過去の自身の飲酒癖について歌っている。同曲には次のような一節がある。「I used to drink too much/Forget to come home(僕は飲みすぎていて、家に帰ることも忘れていた)」
『モジョ』誌のインタヴューでポール・マッカートニーはこの曲について「ありのままの話だよ」と語っている。「よく飲んでは酔っ払ってたんだ」
ドラッグもやっていたこともあるとして、「特にザ・ビートルズが解散した頃のことだった」と語っている。「落ち込んでいて、僕らが稼いだ金を奪おうとする身の毛もよだつ体験の最中にあったんだ」
「それは簡単に乗り越えられるものではなく、人生でもすごく大変な時期へと導くことになったけどね。ドラッグをやってはすごく酒を飲んで、これまでにないほどだった。でも、乗り越えたんだよ」
ポール・マッカートニーは10〜11月にかけて「フレッシュン・アップ」と題した新たなツアーで来日公演を行うことも決定している。
来日公演の詳細は以下の通り。
10月31日(水)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月1日(木)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月8日(木)ナゴヤドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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