スレイヤーは最後となるワールド・ツアーを2019年後半まで延長することを発表している。
今回のツアーがバンドにとって最後のツアーとなることを発表していたスレイヤーだが、現時点では追加の日程は1公演のみしか発表されていない。スレイヤーは、2019年の6月23日にフランスで開催されるヘルフェスト・オープン・エアー・フェスティバルでヘッドライナーを務める予定となっている。
スレイヤーは新たなプレスリリースの中で北米ツアーの反響がきっかけで最後のツアーを延長することにしたことを明かしている。「このツアーが2019年まで続くことになることは俺たちも分かっていたんだけどね」とギタリストのケリー・キングは述べている。「ここ北米で得てきた反響に圧倒されているんだよ」
「俺たちを観るために5〜6時間かけて車で来るファンだとか、他の都市や国から飛行機で来ているファンのことを耳にしてね。そういうわけで、全員に最後のライヴを観に来てもらいやすくするために、2019年もツアーに出て世界のできる限りの場所を訪れる予定であることをファンに保証するよ」
スレイヤーは現地時間8月26日にカリフォルニア州のサンホセで北米ツアーの最終日の公演を終えている。バンドによれば、彼らは2019年に南米やオーストラリア、日本で公演を行う予定だという。「まだまだやるよ。たくさん増えていくことになる」とスレイヤーは述べている。「2019年は12ヶ月もあるし、世界は広いからね」
「このツアーの最初の日程を素晴らしいものにしてくれた、すべてのファンに感謝を伝える時間を取りたいんだ」とシンガーでベーシストのトム・アラヤは語っている。「みんな本当に忠実で献身的なファンでいてくれたし、そのことについては心から感謝しているんだ。まだ多くの場所で演奏する予定だから、来年は最後にもう一度俺たちのライヴを体験できるように目と耳を開いておいてくれ。重ねて、礼を言うよ」
スレイヤーは現地時間11月1日にダブリンの3アリーナで行う公演を皮切りに、6都市を回る最後のUK/アイルランド・ツアーを行う予定となっている。
一方で、スレイヤーについては先日、ライヴから追い出されたスレイヤーのファンが泳いで会場に戻ろうとした様子がインターネットで話題を呼んでいる。
クリス・ラホックというそのファンはアンスラックスとテスタメントも出演したスレイヤーの最後のツアーとなるトロント公演を訪れている。酔っ払った彼は「あたりでヘッドバンキングとモッシュをするほど」あまりに夢中になってしまったとのことで、係員はオープニング・アクトの間に会場から彼のことを追い出したという。しかし、クリス・ラロッカは泳いで会場に戻ろうとしたとのことで、その瞬間をアンスラックスのスコット・イアンが撮影していた。
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