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フー・ファイターズは現地時間の8月26日に、ロサンゼルスに現在オープンしているポップアップ・ストアの会場で急遽ライヴを行い、レアな楽曲を披露してファンたちを驚かしている。

フー・ファイターズは今年で2回目の開催となる主催フェス、カル・ジャムのプロモーションとしてハリウッド・パラディアムの駐車場にポップアップ・ストアをオープンさせている。カル・ジャムはカリフォルニア州サンバーナーディーノで現地時間10月5日から6日にかけて開催予定であり、フー・ファイターズをはじめ、ガービッジ、イギー・ポップ、テネイシャスDらが出演する。

ポップアップ・ストアには“White Limo”のミュージック・ビデオに登場し、デイヴ・グロールが足を骨折した際にはツアーで移動中に用いていたという白いリムジンも展示され、ファンたちは記念撮影が可能となっている。

この日はドラマーのテイラー・ホーキンス率いるカヴァー・バンド、チェヴィー・メタルがザ・ナックの“My Sharona”、ザ・ローリング・ストーンズの“Bitch”などを含む8曲を披露しており、クイーンのドラマーであるロジャー・テイラーも加わってクイーンの “Under Pressure”を披露したほか、さらにデイヴ・グロールを迎えてフェイセズの“Stay With Me”を披露している。

その後、フー・ファイターズはザ・ホーリー・シッツという名義でステージに立ち、アルバム・トラックなど、普段ライヴではあまり披露しない楽曲を演奏している。米『ビルボード』誌によれば、デイヴ・グロールは観客に対して、そうした楽曲について「駐車場でなかったなら」演奏するようなことはしないと語ったという。しかし、ライヴは“Everlong”のアンコールで締めくくられている。

観客が撮影した映像はこちらから。

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CalJam #FooFighters

Abe Burnsさん(@abeburns)がシェアした投稿 –

「一体何人の、ハードコアでオタクなフー・ファイターズ・ファンが集まっているんだ?」とデイヴ・グロールは尋ねた後、「そうした人こそ今夜の俺たちのターゲット層なんだ」と語っている。フー・ファイターズはこの日、1999年発表の『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』に収録の“Gimme Srirches”や、2002年発表の『ワン・バイ・ワン』に収録の“Low”などの楽曲を披露している。パット・スメアが“Low”を公で演奏するのは初めてとなる。

Foo Fighters 8/26/18 #theholyshits #caljam #foofighters

James L Shackelfordさん(@james_l_shack)がシェアした投稿 –

この日のセットリストは以下の通り。

‘White Limo’
‘Watershed’
‘Congregation’
‘Gimme Stitches’
‘Weenie Beenie’
‘Low’
‘Hey Johnny Park!’
‘Alone + Easy Target’
‘New Way Home’
‘Everlong’

一方、先日、デイヴ・グロールは、7種の楽器を1人でプレイして23分の曲を作り上げた様子を収録したミニ・ドキュメンタリー『プレイ』をリリースしている。

デイヴ・グロール自身が監督を務める『プレイ』のドキュメンタリーは「音楽を演奏することに人生を捧げるという挑戦と恩恵を祝福する」ものと評されている。

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