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ザ・フーのロジャー・ダルトリーはキース・ムーンの伝記映画でキース・ムーンを演じる俳優は目で決まると語っている。

1964年から1978年までザ・フーのドラマーだったキース・ムーンはアルコール禁断症状を抑えるための薬、ヘミネヴリンのオーヴァードーズで亡くなっている。

キース・ムーンの伝記映画は2013年から取り組まれているものの、最近は棚上げされていた。今回、ザ・フーのフロントマンであるロジャー・ダルトリーは映画の制作が再開したことを明かしている。

「キース・ムーンを探さなきゃならいんだけどさ」とロジャー・ダルトリーはBBC 6ミュージックのマット・エヴェリットに語っている。「その俳優、その俳優の目にすごくかかっているんだ。というのも、キースは類稀な目を持っていたからね。間違いなく目でキャストを決めなきゃならないんだ」

キース・ムーンのようなミュージシャンを演じることのできる俳優を探すのは難しいかもしれないとマット・エヴェリットが言うと、ロジャー・ダルトリーは次のように応じている。「なんでキースをミュージシャンだと思うんだい? 彼はこう言うはずだよ。『なんだって、おい! ミュージシャンだって? 俺はドラマーだよ』ってね」

「みんなキースのことを知らないんだ」と彼は続けている。「バンド以外の人間が俺たちのようにキースのことを知っているのかは分からないね。彼はすごく変わった人間だからね」

ロジャー・ダルトリーは「ふさわしい脚本」も探していると説明し、撮影は「来年」から始めることができればと語っている。

ザ・フーのロジャー・ダルトリーはヒップホップは誕生から進化しているとは思えないとして、カニエ・ウェストの音楽については「ほぼ無意味」だとしている。

「正直に言うと、僕にとってはほぼ無意味だったけどね。ラップのリズムには好きなものもあるんだけどさ。けど、そういうリズムの入ったアルバムが初めて出てから何も変わっていないよね?」

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