ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは現在のラインナップで新曲に取り組む可能性について再び語っている。
ガンズ・アンド・ローゼズは2016年にスラッシュとダフ・マッケイガンというクラシック・ラインナップが加わる形で再結成を果たしており、バンドは現在もクラシック・ラインナップによるツアー「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーを続けている。
スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレーターズとして、9月21日にニュー・アルバム『リヴィング・ザ・ドリーム』をリリースするスラッシュは『クラシック・ロック・マガジン』の取材に応じている。
ガンズ・アンド・ローゼズとしての新曲の見込みについて訊かれると、スラッシュは「まあ、どうなるか見てみるつもりだよ」と語っている。「進展があるっていうわけじゃないんだけどさ。今や関係も改善して、一緒に集まって、これだけやってきたわけだからね。続けていくつもりだよ。というのも、俺達が抱えていたくだらないってことは、全部90年代に起きたことが原因だったわけでね。外部からの影響なんかもあった。でも、今じゃそうしたものはなくなって、俺たちのやりたいようにやれてるからね。すごくうまくいっているんだよ」
「だから、今後もうまくいくと思ってるよ。そう、アクセルには既にレコーディングしたものがたくさんあるしさ。だから、それに加わって、取り組んでいくことになるんじゃないかな。それで、もしアルバムを出して、ツアーをやるってことになったら、そのサイクルがずっと続いていくことだってありうると思ってるよ」
ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュは先日、10年近く前にリンキン・パークのチェスター・ベニントンと楽曲に取り組んでいたことを明かしている。
スラッシュは『ヴァラエティ』誌のインタヴューで、2010年のソロ・アルバム『スラッシュ』のレコーディングの際、チェスター・ベニントンもゲスト参加していたことを明かしている。
「チェスターについて言うとね、俺はこのことをつい最近まですっかり忘れていたんだけどさ」とスラッシュは語っている。「俺は最初のソロ・レコードを作ったとき、本当にいろんな人と一緒にやってみたんだけどね、なかには訳あって結局レコードに入らなかったものもあって、そのひとつがチェスターとのやつなんだ。俺たちは曲を一緒に録ったんだけど、当時のリンキン・パークは許可してくれなくて、結局(モーターヘッドの)レミーとやり直したんだ。その音源はデモでエンジニアをやってくれた奴が俺に送ってきてくれたから、俺はチェスターの家族に渡したよ。それにしても強烈な体験だったね。あの曲は本当に彼の心理状態に訴えるようなものだったからさ」
スラッシュは次のように続けている。「家族の手にすべてがゆだねられるように渡したんだ。受け取ってくれて本当に良かったよ。家族がリリースしたいと思うなら、それで俺も問題ないしね。音楽自体はレミーとやったのと基本的に同じなんだけど、歌詞が本当に胸が苦しくなる感じなんだ」
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