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ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクスはアークティック・モンキーズの最新作に賛辞を送り、アークティック・モンキーズから「常に刺激を受けている」と語っている。

アレックス・ターナー率いるアークティック・モンキーズは今年5月に通算6作目となる『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしている。4つ星のレヴューの中で『NME』は次のように述べている。「本作は今までに耳にしたようなアークティック・モンキーズではない。あなたのお望みが大音量のフェスティバル用アンセムなのであれば、ひどくがっかりすることだろう」

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは現地時間8月21日にBBCラジオ1のアニー・マックの番組で新曲“Mantra”を初公開しており、番組の中で「これまでとは違う」ニュー・アルバムについて語っている。「すぐには分からないかもしれないけど、素晴らしい作品なんだ」と彼は説明している。「『これは違うよ。これは彼らじゃない。こんなの知らないよ』ってなるかもしれないけど、1〜2週間とか1ヶ月くらい経てば、『おお、これは素晴らしいね』ってなるんだ。これまでの作品よりいいってことではないんだけど、これまでとは違う作品なんだ」

この発言を受けてアニー・マックがアークティック・モンキーズの最新作を気にいってるかと尋ねると、オリヴァー・サイクスは次のように答えている。「ああ、好きだよ。アークティック・モンキーズは本当にお気に入りのバンドの一つなんだ。変な感じなんだけどね。だって、彼らとは同じ学校や大学に通っていたからね」

昨年の夏フェスの楽屋でアレックス・ターナーと会った時のことを振り返って、オリヴァー・サイクスは次のように続けている。「学校時代の俺のことを彼は覚えててくれてね。『会えるのを楽しみにしていたんだ』なんて言ってくれてさ。俺も『信じられない。覚えててくれたのかよ』って感じでね。クールだったよ。それで言ったんだ。『妙な感じだな。俺はマジでファンだけど、そうあるべきじゃないのなかもな。だって、俺はこいつを知ってて、一緒に学校に通ってたんだからな』っね」

オリヴァー・サイクスはアークティック・モンキーズについて「本当に好きだ」とし、常にそのサウンドを進化させていることを称賛している。「実際に、次のアルバムがどんなものであれ、それは前のものとは違うものになるわけでさ」

「それはクールだと思うよね。今回のもより情熱を注いだプロジェクトになってるしさ。前作みたいなヒット曲はないけどね。彼の言うこともすべて好きだし、そうやって枠に捕らわれないのが好きなんだ。それで『こんなことをやるなんて信じられない』となるんだからね。彼は常に驚かしてくれるんだ」

ブリング・ミー・ザ・ホライズンはそうしたアークティック・モンキーズの姿勢に刺激を受けているものの、自身のバンドの新作については『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』が出る前にほとんど仕上げていたと明かしている。

「でも、彼らには常に刺激を受けているよ。どれだけビッグかなんて気にしてないわけでね」と彼は語っている。「彼らはいつだってニュー・アルバムを出して、これまでと同じことをやることもできるわけでね。しかも、きっといいものになるだろうけど、彼らはいつだって『は? 俺たちがやるのはこれだよ』って感じなわけでね。正直、今欠けてしまっている音楽だと思うよ」

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは数週間にわたって謎の屋外広告と電話メッセージでの予告を経て、新曲“Mantra”を公開している。

“Mantra”の音源はこちらから。

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