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ニッキー・ミナージュは通算4作目となる待望の新作『クイーン』が全米アルバム・チャートの首位を獲得できなかったことを受けてスポティファイとトラヴィス・スコットを批判している。

ニッキー・ミナージュの『クイーン』はこの一週間で18万5,00枚を売り上げており、20万5,000枚を売り上げたトラヴィス・スコットの『アストロワールド』に次いで全米アルバム・チャートの2位にランクインしている。

しかしながら、ニッキー・ミナージュはこの結果に異議を唱えており、トラヴィス・スコットが首位を獲得したのは、彼がアルバムの購入特典としてライヴのプリセールに応募することのできる「シーズン・パス」を付けたからに過ぎないと指摘している。

「トラヴィスは5万枚ちょっとしか売り上げてないはずなのよ。もしもアルバムを埋め合わせる条件がなければね! ツアーの日程がなければってことよ。トラヴィスとも話したわ。彼も自分が今週の1位じゃないことは分かっている。私のアルバムをアメリカで1位にしてくれて、ファンのみんなには感謝してるわ」とニッキー・ミナージュはツイートしている。

ニッキー・ミナージュは次のツイートでこう続けている。「私は血と汗と涙を注いでドープなアルバムを作ったけど、それもトラヴィス・スコットが(恋人である)カイリー・ジェンナーにツアーパスがあれば彼女と(2人の娘の) ストーミーに会えますよっていうことを投稿してもらうためだったってわけね(笑)。本当に笑えるわ。『クイーン』は86カ国で1位を記録したのよ。神様とファンのみんなには感謝してるわ 」

ニッキー・ミナージュはその後、怒りの矛先をトラヴィス・スコットからスポティファイへと向け、(アップル・ミュージックの) 「Beats 1」の自身のラジオ番組で新曲を公開したことを責められていると主張している。

「スポティファイはすべてのプレイリストにドレイクの顔を載せているのに、(アップル・ミュージックの自身のラジオ番組である)『クイーン・レディオ』で自分の曲を10分早くかけたことについてこらしめてやると言ってきたわ」とニッキー・ミナージュは主張している。

「だけど、彼らは私の音楽を何年も無料で提供してるわけで、しかも私はこれまでで最もスポティファイで聴かれているアーティストの1人なのよ」

「スポティファイは私はこらしめようとしているけど、アップル・ミュージックのラジオ番組を最も長く持っている男(※ドレイクを指すと思われる)には見返りを与えているわけで、彼は図らずもアップルのプラットフォームを一番支えてきた人なのにね」

「ああ、火曜日の『クイーン・レディオ』が待ちきれないわ。あいつらは最初の数日間はプロモーションをしてくれるって約束したのに、このせいで取り下げられたのよ」

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