GETTY / Dreamworks

Photo: GETTY / Dreamworks

スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンとスマッシュ・マウスは『シュレック』のサウンドトラックにまつわる逸話をめぐって対立している。

大ヒットしたドリームワークスのアニメ映画『シュレック』第1作のサウンドトラックは2001年にリリースされており、スマッシュ・マウスの楽曲が使用されていることで知られている。

『シュレック』のオープニングにはスマッシュ・マウスの“All Star”が使われており、さらに彼らによるザ・モンキーズの“I’m A Believer”のカヴァーもエンディングで使用されている。

スマッシュ・マウスによる“I’m A Believer”のカヴァーはこちらから。

しかし、ビリー・コーガンは先日インスタグラムのストーリーのQ&Aセッションで、『シュレック』のエンディング曲は当初スマッシング・パンプキンズに依頼がきていたと発言して物議をかもしている。

ビリー・コーガンによれば、2000年の彼らの楽曲“Untitled”をエンディングで使用したいというオファーがあったものの、彼が断ったため、結局スマッシュ・マウスによるザ・モンキーズのカヴァーが使われることになったという。

しかし、スマッシュ・マウス側は、ビリー・コーガンの主張とは大きく異なる経緯を明かしている。それによれば、スマッシュ・マウスが最終的にオファーを受け入れるまで、ドリームワークスは彼らに何度も楽曲の使用を打診してきたとしている。

スマッシュ・マウスはビリー・コーガンの「エゴ」を批判して次のように綴っている。「実は僕たちは断ったんだけど、ドリームワークスのマイケル・オースティンが連絡を続けてきたんだ。1か月以上は続いたね」

「複数のバンドに依頼があったのは本当だと思う。自分に最初の依頼がきたと思うことでビリーのエゴが満たされるのなら、させておけば良いよ。彼らなら間違いなくもっと暗い感じになっていただろうね。シュレックにはイールズの曲もよく使われているよ」

スマッシュ・マウスのコメントに対してビリー・コーガンは今のところ反応を示していない。

一方、ビリー・コーガンはインスタグラムのストーリーにおけるQ&Aセッションで最も偉大な90年代のバンドについて「ニルヴァーナ」と答えている。

また、スマッシング・パンプキンズは先日、コートニー・ラヴやピーター・フック、デフトーンズのチノ・モレノらをゲストに迎えた結成30周年記念公演を行っている。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ