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ニューヨーク市警察は現地時間8月14日にラッパーの50セントとシックスナインがミュージック・ビデオを撮影していた場所のすぐ近くで銃声があったことを認めている。

50セントは物議を醸しているラッパーのシックスナインとコラボレーションしており、撮影場所の「すぐ近く」の屋外から銃声が聞こえてきたと報じられている。

現地時間8月15日にニューヨーク市警察の担当者は次のような声明を発表している。「警察官は到着時に、ミュージックビデオの撮影中、撮影場所のすぐ近くで数発の銃声が聞こえたと報告を受けました」

容疑者は特定されておらず、警察はこの発砲が2人に対する意図的な襲撃であったかどうかは確認できていないという。なお、この事件でケガ人は出ていないことが確認されている。

先月、シックスナインはブルックリンでミュージック・ビデオを撮影した後に強盗に誘拐され、暴行を受けたことが報じられている。

報道によれば、シックスナインはミュージック・ビデオを撮影した後、自宅へと帰るところを3人の男に追われることになったという。その後、3人の男たちに進路を妨害され、強制的に車に乗せられたとされている。

シックスナインは暴行を受けたあと車から逃げて見知らぬ人に助けを求めたといい、その後意識不明となり病院に搬送されている。

また、シックスナインは、未成年に性的に接触した罪や暴行罪などその他複数の罪を犯したかどで、最長で3年の懲役が言い渡される可能性が浮上している。

シックスナインは先日、2年前の司法取引に違反したとして、マンハッタン地方検察局によって性犯罪者として登録して収監するべきだと裁判長に勧告する文書を送付されており、現地時間10月2日に判決を言い渡される予定となっている。シックスナインは2015年の10月に、未成年に性的に接触したとして有罪判決を受けている。シックスナインは当時、13歳の少女が別の男にオーラルセックスをしている後ろに立っている映像をオンラインに投稿していた。

当時18歳だったシックスナインは、性犯罪者として登録されない代わりに今後2年間は犯罪を犯さないとする司法取引に応じている。

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