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リリー・アレンは回顧録『マイ・ソーツ・エグザクトリー(原題)』が9月20日に刊行されることが正式に発表されている。本書は自身の半生や考え方、見解について綴ったエッセイで構成されているという。

本書については「日々をやり過ごすためのアルコール、薬物、セックスへの依存」を含む「混沌とした半生について描かれている」と評されている。

この回顧録では、アイデンティティを築くために恋愛に依存したことへの苦悩や、音楽への依存が自己探求の手助けとなったことなどが描かれており、他にも「フェミニズム、ゴシップ、財産、偽りのオーガズム、ダメなマネージャー、名声、性的被害、メンタルヘルス、ナルシズム、共依存、フェスティバル、母であること、ストーカー行為、駐車違反」などについて言及されているという。

表紙の写真はこちらから。

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回顧録についてリリー・アレンは以前次のように述べていた。「私が考えたことには不愉快で、衝撃で、残酷なものもあるかもしれない。でも、素晴らしいこともあって、幸せな時期もある。笑ってもらえるものにするつもりよ」

「私についての本だということは分かってるけど、読んでくれた人にとって多くのことが真実味をもってくれたらと願ってるわ。恥ずかしいものにはならないわ。真実に満ちたものになるはずよ」

リリー・アレンが今年発表したアルバム『ノー・シェイム』は先日マーキュリー・プライズにノミネートされている。『NME』はレヴューの中で「彼女史上もっとも率直なソング・ライティング」であり、「一貫して心をつかみ、とても魅力的な作品」と評している。

今年のマーキュリー・プライズは審査員に司会者・DJのクララ・アンフォ、司会者・作家のダニエル・ペリー、エラ・エアー、『ガーディアン』紙ガイド部門副編集長のハリー・ギブソン、ジェイミー・カラム、BBC 6ミュージックおよびラジオ2の音楽部門長であるジェフ・スミス、リアン・ラ・ハヴァス、マーカス・マムフォード、「ラジオX」の音楽部門長であるマイク・ウォルシュ、司会者・DJのミスタジャム、『ケラング!』誌のクリエイティヴ・ディレクターおよび『モジョ』誌の編集者であるフィル・アレクサンダー、『タイムズ』紙のロック・ポップ評論部長であるウィル・ホジキンソンを迎え、審査員長をジェフ・スミスが務めるという。

今年のマーキュリー・プライズの候補作は以下の通り。

Arctic Monkeys – ‘Tranquility Base Hotel & Casino’
Everything Everything – ‘A Fever Dream’
Everything Is Recorded – ‘Everything Is Recorded’
Florence And The Machine – ‘High As Hope’
Jorja Smith’s – ‘Lost & Found’
King Krule – ‘The Ooz’
Lily Allen – ‘No Shame’
Nadine Shah – ‘Holiday Destination’
Noel Gallagher – ‘Who Built The Moon?’
Novelist – ‘Novelist Guy’
Sons Of Kemet – ‘Your Queen Is A Reptile’
Wolf Alice – ‘Visions Of A Life’

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